【俊輔へのブーイングについての主観】J1リーグ第6節ホーム磐田戦

もしかすると、このブログは、数日後に消すかもしれない。
そもそも、昨日のブログを最後に俊輔のことはもう書かないと決めたつもりだったし。
それでも、 ホーム磐田戦、マリノスサポーターの中村俊輔へのブーイングがあちらこちらで話題になっていて、ジュビロサポーターの方にはあのブーイングに気分を害している方もいたりするようであえて筆をとった。

あのブーイングは何だったのか? 一人ひとりに聞いたわけではないし、想いは人それぞれかと思う。
しかし、殆どのマリノスサポーターにとっては、ピッチで闘うマリノス選手への応援であり、後押しであり、ピッチのマリノス戦士への警鐘であったのだと信じてやまない。
そして小生もその想いでブーイングをした人間の一人だった。

試合前の磐田の選手紹介。
中村俊輔の名前は読み上げられたが、ゴール裏は静かなもので、25周年試合前のイベントに合わせた何本ものタスキを下ろすための最終チェックに余念のない面々がいたり、25周年試合と言うこの良き日に、ベアラーに選ばれた知り合いサポさんの姿を必死で追っていた。

試合開始後数分の間に、マナブを中心にマリノスのペースに進み始めた頃、俊輔がボールを触り一瞬にして(それは本当にほんの一瞬にして )ジュビロのリズムに変わった。
俊輔の俊輔たる所以をマリノスサポーターは当然しってはいるが、対戦相手やそのサポーターにこれほどまでに脅威のオーラを俊輔が放っていたことをこの時初めて正しく理解した。
いや、マリノス時代の俊輔を知っているからこそその次に何が起こるかを察知でき、ゆえにその恐怖感は尚更だったかも知れない。
金井がボールをコーナーに逃がし、ゴール裏のブーイングは最高潮に達する。小生も気がついたらブーイングをしていた。
俊輔が放ったコーナーキックの軌道は見事としか言いようがなく、昨年以上にその精度は上がっているのではないか?とさえ思わせた。
マルティノスのヘディングゴールが決まり、チームが気を引き締めながらも、守るのかさらに攻めるのかの戸惑いが少しばかり出たあたりから、またもや中村俊輔のボールタッチが増え、
ワンツーに成功し華麗なプレイ でアタッキングサードに侵入する姿は、間違いなくあの俊輔だった。
そして俊輔が放った2本目のコーナーキックは見事ゴールにつながり、ブーイングは悲鳴にとってかわったように聞こえた。

マリノスサポーターは、数年ほど前から(対戦相手含む) 選手に対するブーイングを殆どしなくなった。
ブーイングをする、しないについては議論もあり賛否両論もあった。
数年前だったか、応援というものを見直す機会があったこと。
マリノス選手達がサポーターのコールをチャントをしっかり理解していて、前向きな応援が選手の後押しになっていることを選手やスタッフの発言から知ることができたこと。
そして、ブーイングをすることが前向きな応援であるか?選手はブーイングで前向きになれるか?を考える機会を与えられたこと。
やがてブーイングをする相手は徐々に減りあり得ないラフプレイをする選手や、ミスジャッジをする審判(これが減らないのはいろんな意味で問題か。。)に限定されていく。

試合開始前には無かったブーイングが、俊輔のプレイで最高潮に達したのは、対戦相手としての俊輔がJリーグの選手として今までにない脅威であったからに他ならない。
対戦相手としての俊輔に対するリスペクトはブーイングとなってスタジアムにこだました。小生はまじめにそう思っている。

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