2017J1リーグ神戸遠征その4【試合当日神戸でマイナスイオンを訪ねて】

試合当日の午前、新神戸駅から徒歩で下る最中に、外国人家族に声をかけられた。
英語で「この辺りに滝はあるのか?」
体の大きいおじさんで、家族全員トレッキングスタイルである。
「滝?」
スマートフォンでググると新神戸駅の上のあたりに「布引の滝」という滝があるらしい。
知らなかった。
スマートフォンを見せながら、ここをまっすぐ上がって新神戸駅の下をくぐって川沿いをずっと歩いていくと滝にたどり着くみたいだよ。と説明すると、そのおじさん「オオ、サンキュー!」と言って、異人館の方にスタスタと歩き出した。
「いやいや、そっちじゃないってw」
と呼び止める。
自分もこの布引の滝に興味が湧いた。ここからなら徒歩15分程度で行けそうだ。札幌遠征の平和の滝よりよっぽど近いし

滝でマイナスイオンを浴びたら今日も勝てそうな気がする。
「小生も一緒に行くからついてきなよ。」
と結局一緒に行くことに。

新神戸駅の1階をくぐり抜けると急に景色が変わる。
都市部から森の中にワープしたような感じ。まさにトレッキングが似合いそうな道を登ると足元には川が流れ、その川辺でたくさんの人がバーベキューをしているのを見下ろせる。
川辺は涼しげだが、登山に近い坂道を登っていると相応に暑い。
あるこ.JPG
おじさんと英語でたわいのない会話をする。
「どこから来たの?アメリカ?」
「いや、フランスだよ?」
「え!フランス?何でフランス語喋らないの?」
ケタケタ笑いながら
「オオ、サンキュー、メグシー、コンニチーワ。」と応えたおじさん、いわれてみれば、ちょっとジャンレノに似てるかも。
おじさんの高校生の娘さんもケラケラ笑う。
かく言う小生、フランス語はわからないので、もしフランス語で声をかけられていたら、布引の滝を知ることはなかっただろう。

山の中を登って行くと雄滝方面と雌滝方面への別れ道に。
おじさんに「コッチは男の滝 アッチは女の滝らしいよ。」と言うとおじさん家族は女の滝を選ぶ。
小生は男の滝に行って見たいと思ったのでここでお別れ。
サンキュー、メグシー、コンニチーワ。」
おじさんは石畳を上っていく小生に手を振った。
雄滝への石段.JPG
結局このフランス人おじさんが使ったフランス語は上記の”メグシー” だけで、後はわかりやすい英語だったのでほんの20分ほどの行程だったが、楽しくコミュニケーションをとることができた。
フランス人って(娘さんもだけど)英語しゃべれるって本当なんですね。
エリクモンバエルツが英語を話しているのは見たことはないけれど、エリクも英語は話せるんだろうか。
もし、話せるなら、特に外国人選手たちとは英語でコミュニケーションをどんどん図っていってほしいなあ。

さて、布引の滝は、平和の滝とは比較にならないほど見事でした。
雄滝.JPG
雌滝.JPG
マイナスイオンをしっかり浴びて、ホテルでしっかりシャワーを浴びてノエビアスタジアムに向かうのでした。

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