今のマリノスのキャプテンはやはりマナブだわ。

高知のキャンプに参加し、リハビリに励むマナブの写真を見て今年のキャプテンを誇らしく思った。

サッカーチームのキャプテンにはいろんなタイプがいるし、え?カレが?キャプテン?と驚かされるケースも少なからずある。

実は、(もう30年以上前だけど)小生も小学6年生のときは田舎のサッカーチームでキャプテンを任命されたが、レギュラーメンバーの中ではさほど上手い方ではなかったので、オレがやってていいの?と思ってた。
キャプテンが背負うものは小学生でさえ決して軽くない。プロならばその重みはとてつもないものだろう。
チームをまとめ、勝利に導く。
その手法は多種多様で、どれが正解というのもないとは思うが、今の選手世代のキャプテンに求められる能力は、常にチームとしてストレッチゴールを目指す真摯な姿勢、ポジティブシンキング、的確で豊富なコミュニケーション能力なんだろうな。

そういう意味では、中村俊輔は本当に素晴らしいプレイヤー(ファンタジスタと言う言葉が最も似合うか?)だとは思うけれど、キャプテンという意味ではもはや少し時代遅れだったのかも。
いやいや、小生の世代で考えても、中村俊輔はゴレンジャーでいうアオレンジャータイプで、決してアカレンジャーではない気もする。

チームのほぼすべてがの選手が中村俊輔をリスペクトはするのだろうけれど、
中村俊輔を目標とする選手も多いのだろうけれど、
オレの背中を見て育て!といっても、それももう違うだろうし、プレーで魅せても今の時代必ずしもチームの結束につながるとは限らない。
前キャプテン中村俊輔と現キャプテン斎藤学の年の差は10歳。
世代は完全に違う。
こんなにも長い間、中村俊輔にキャプテンを背負わせ続けてきたことが本当に良かったのかなとさえ思う。

マナブがキャプテンになった時、おぼこい、かわいいキャプテンと言われたが、そのプレーやピッチ上でのビヘイビア・そしてメディアでの受け答えは開幕戦から紛れもなくキャプテンのそれだった。

マナブは今の若いチームをまとめる力をもってるし、(そりゃそうだ。ユース時代に同世代のメンバーを束ねるキャプテンをやってたんだから。それを支える同世代とベテランにも恵まれている。
キャプテンの交代をもってようやく世代交代に成功したのかもしれない。
あーーー、一度でいいから高知に行ってみてぇ。。。鰹がんまいだろーなぁ。


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