2018J1リーグ第12節ホーム磐田戦観戦記【期待を遥かに下回る。】

もう一度リーグで山田康太のサイドバックを見てみたいと思ってはいた。
若干18才、ルヴァンでFC東京の久保君をしっかり抑えた時は、これは将来期待できるぞと思ったが、鹿島戦では想定を遥かに超える堂々としたプレイには唸った。
ユースではMFの要だったと認識しているが何とポリパレントな選手か!
山中や松原の激しさとは又違うしなやかな動き。
鹿島の攻撃陣は本調子では無いかもだったがそれでも強力な攻撃の芽を積む康太のプレイはとても美しく強く印象に残った。

仕事を早めに終えて意気揚々とスタジアムに向かい、スタメンを確認する。
山田康太のフルタイム出場から中3日でまさかの連続スタメン起用には流石に驚いた。
ここで康太がどのような活躍を見せるか?

光と暗闇の間でフラッグを華麗に操るマリノス君を遠くに望みながら、これから始まる連勝への階段を想像する。
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しかし現実のピッチでは期待とは異なり過ぎる展開が待っていた。
康太が、どの選手が、どうという以前の状況。
マリノス選手のプレーは精彩を欠き、前半はボールが全く前に進む気配が無い。
中盤で取られ磐田にチャンスをいくつも与え、失点シーンはあまりに呆気ない。
前半は0-2だったが、4失点くらいしてもおかしく無い酷い出来だった。
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疲れているのか?
磐田の対策の成果なのか?

後半に入ると思い出したようにマリノスは波状攻撃をかける。
しかしチャンスを決めきることは出来ず時間は刻々と過ぎていく。
選手の焦りがスタンドにまで伝わってくる。
一人気を吐く仲川のゴールはあったものの、後味の悪い相手選手の途中退場があった後も終盤はゴールを守る磐田を崩すことが出来ず1-3の惨敗となった。

結果以上に内容が悪すぎる。
勝点3が喉から手が出るほど欲しいこの時期にこれほどまでに中途半端なゲームになってしまったのは何故なのか?

ブーイングとチャントが入り混じるゴール裏。
色々な不安が頭をよぎる。
飯倉の怪我は大丈夫か?
選手に迷いはなかったのか?
闘う準備は本当にできていたのか?
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まずは自分が冷静になって試合を見直すのが先決か。

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