試合開始10分前に汗をかきかき、三ツ沢球技場に到着。
いやはや何とか間に合った。
観客席は天皇杯3回戦とは思えないつまり具合でここは流石横浜ダービーってことなのだろう。
試合開始前に今回の天災の被災者を悼み、試合前に黙とうがささげられた。
黙とうのアナウンスとともにスタント・ピッチ全体を静寂が包むはずも、横浜FCゴール裏だけはチャント・太鼓という名目の騒ぎがやまないという小生にとって初めての残念な経験。
黙とう終了後横浜FCゴール裏に対してブーイングをする横浜マリノスゴール裏。
コールリーダーはブーイングを遮るように、この闘いに向けて切り替えるチャントを即したが、このブーイングには小生も激しく同意である。
横浜FCのサポーターは黙とうもまともにできないのか?
日本のサッカーファンとして本当に情け無い恥ずかしい行為ではなかろうか。
先週末松本の試合を見に言ったが故尚更なのかもしれないが、あまりのレベルの低さに試合開始前に気分が悪くなったし、こんな基本的なことをゴール裏のほとんどが出来ないならば、正直今すぐスタンドから退去してほしいとさえ思った。
どの試合に行っても相手チームをリスペクトする気持ちを忘れてはならないし、相手方サポーターの応援にも学びはあるもので、リスペクトしうる他クラブのサポーターグループもたくさんあるが、まさか天災で被害を受けた方への黙とうの時間にゴール裏全体で堂々と太鼓をたたきチャントを続けるなんて、これらすべての日本のサッカーファン・サポーターの誇りをけがす集団行為であるし、日本サッカーの品位を甚だしく落とす行為である。
このような行為をするゴール裏のサポーターのことを横浜FCのクラブの方々や選手は一体どう思っているのだろう?
日本サッカー協会やJリーグは今回のような行為に正式に遺憾の意を表明してほしい。
もし、この行為について横浜FCが何のコメントも出さないクラブだとすれば、日本のサッカー界から去るべきである。
こんなゴール裏を背負うチームには絶対負けたくないし、負けてはならない!とは思ったが、試合は水物。
今日のマリノスは数あるチャンスを決めきれず、試合はむつかしいところまでもつれ込んだ。
延長まで持ち込まれ、結果は2-1の辛勝。
特に延長後半は守備もガタガタでピンチの連続。
疲れてくると守備が乱れるという点については、これから正念場となる夏場の試合に若干の不安を感じる。
ここまでもつれ込むこの内容に、ゴール前のコンビネーション、精度、そして思い切りをもっともっと高める必要はあると感じた。
それにしてもウーゴ様様。おかげで平常心で自宅にたどり着くことができました。
↓ 全てのサポーターの皆様へのお勧め本 ↓
この記事へのコメント