東急日吉駅の普通部通りを少し登ったところにある「呑み食いどころおもや」はマリノスのポスター協力店。
暖簾があるわけでもなく真っ白い扉はいつも閉まっているが、扉をあけるとそこは普通の定食屋さんで外観と店内のギャップに驚かされる。
定食はいずれも700円でメニューが豊富。
メインの一品に野菜と味噌汁、ご飯はセルフでお代わり自由で、いつもジャージやスエットを着た学生がご飯をたらふく食いにやってくる。
店の奥の広々とした壁一面に慶応大学ソッカー部の部旗とわれらが中町公佑ことマチくんのポスターが貼られ、No8のタオルマフラーがハンガーにかけられていてそれを見るだけでサポーターとして嬉しくなってしまう。
「うちは元々居酒屋だったんだけど、なんだかねぇ。気が付いたら定食屋になってたんだよ。」
もう何年も慶応の体育会の学生の胃袋を満たしてきたのだろう。
「マチくんは最近もこの店に来ますか?」
「最近はめったに来ないけど、昔はよくうちに食べに来てたよ。」
おかみさんはNo.8のマフラーに目を向けて決してそっけないというわけでは無くそれでも淡々と話す。
この店で食事をしているマチくんの姿をついに見ることは無かったが、あの部旗が貼られた壁の手前あたりのテーブルで大学の後輩と談笑するマチくんを想像するのが楽しかった。
定食はいずれも700円でメニューが豊富。
メインの一品に野菜と味噌汁、ご飯はセルフでお代わり自由で、いつもジャージやスエットを着た学生がご飯をたらふく食いにやってくる。
店の奥の広々とした壁一面に慶応大学ソッカー部の部旗とわれらが中町公佑ことマチくんのポスターが貼られ、No8のタオルマフラーがハンガーにかけられていてそれを見るだけでサポーターとして嬉しくなってしまう。
「うちは元々居酒屋だったんだけど、なんだかねぇ。気が付いたら定食屋になってたんだよ。」
もう何年も慶応の体育会の学生の胃袋を満たしてきたのだろう。
「マチくんは最近もこの店に来ますか?」
「最近はめったに来ないけど、昔はよくうちに食べに来てたよ。」
おかみさんはNo.8のマフラーに目を向けて決してそっけないというわけでは無くそれでも淡々と話す。
この店で食事をしているマチくんの姿をついに見ることは無かったが、あの部旗が貼られた壁の手前あたりのテーブルで大学の後輩と談笑するマチくんを想像するのが楽しかった。
プロへの夢を捨てず慶応の学生としてサッカーを続け、福岡を経てようやくつかんだJ1への切符。
マリノスのNo.8は、めきめきと頭角を現しマリノスを代表するボランチとしてピッチで活躍をする。
2013年はフル回転、チームの勝利を手繰り寄せたパス・ゴールはサポーターに感動を与え、プロを目指す多くのサッカー少年・青年に夢を与えた。
下積みが長く苦労人であったはずなのだが、いつも明るくて人当たりが良くて目を閉じても笑っているマチくんの顔しか思い出せない。
2018年シーズンは出場機会が減り、途中出場が増えたが、試合に勝っていようが、負けていようがマチくんが入ることでサポーターに安心感をあたえる選手であったことは、今までのマリノスでのピッチ内外に関わらない活躍が会ったからだろう。
マリノスのNo.8は、めきめきと頭角を現しマリノスを代表するボランチとしてピッチで活躍をする。
2013年はフル回転、チームの勝利を手繰り寄せたパス・ゴールはサポーターに感動を与え、プロを目指す多くのサッカー少年・青年に夢を与えた。
下積みが長く苦労人であったはずなのだが、いつも明るくて人当たりが良くて目を閉じても笑っているマチくんの顔しか思い出せない。
2018年シーズンは出場機会が減り、途中出場が増えたが、試合に勝っていようが、負けていようがマチくんが入ることでサポーターに安心感をあたえる選手であったことは、今までのマリノスでのピッチ内外に関わらない活躍が会ったからだろう。
2019年1月2日16時前、京都発の新幹線に載る間際にマチくんの決断を知った。
もしかすると移籍するかもという不安はあったが、さみしさと驚きが一度に吹き出る。
いつも新幹線は集中して仕事のできるとても有意義な空間なのだが、喫煙ルームと自席の間を行ったり来たりしてその間にマチくんのコメントを何度も読み返し気持ちの整理をつけていった。
よもやアフリカとは、夢が壮大すぎる。壮大すぎて小生のような小心者にはとてもついていけない。
決して簡単な決断ではなかっただろうし、代理人をつけていないマチくんのことだから、ちゃんとアフリカのチームと契約できるんだか心配だったりもする。
しかし、長う下積みを経験してきたからこそ、世界のスポーツであるサッカーだからこそ、そして彼がそのサッカーのプロのプレイヤーだからこそ描ける夢なのだと自分を納得させる。
もしかすると移籍するかもという不安はあったが、さみしさと驚きが一度に吹き出る。
いつも新幹線は集中して仕事のできるとても有意義な空間なのだが、喫煙ルームと自席の間を行ったり来たりしてその間にマチくんのコメントを何度も読み返し気持ちの整理をつけていった。
よもやアフリカとは、夢が壮大すぎる。壮大すぎて小生のような小心者にはとてもついていけない。
決して簡単な決断ではなかっただろうし、代理人をつけていないマチくんのことだから、ちゃんとアフリカのチームと契約できるんだか心配だったりもする。
しかし、長う下積みを経験してきたからこそ、世界のスポーツであるサッカーだからこそ、そして彼がそのサッカーのプロのプレイヤーだからこそ描ける夢なのだと自分を納得させる。
マチくんにはアフリカで夢を叶えて欲しい。
新幹線を降りる間際にはそう思えるようになっていた。
新幹線を降りる間際にはそう思えるようになっていた。
日吉のおもやが店を開けたら一度伺っておかみさんにマチ君のポスターはそのまま壁に残してほしい、そしてマリノスのポスターも張り続けてほしいと頼みに行こう。
彼が日本に帰ってきたときに、このテーブルでたらふく日本のコメが食えるように。
彼が日本に帰ってきたときに、このテーブルでたらふく日本のコメが食えるように。
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