そうか、コウがいる。

そうか、コウがいる。

ルヴァン第2節のメンバー発表を見てすでに今年のマリノスユースから2種登録をしていた選手達がいたのを思い出した。

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左サイドバックの池田航は、今年高校3年生になったばかりの若干17歳ではあるが、昨年、つまり高校2年生でJユースカップや、プリンスリーグではスターティングメンバ-でずいぶん試合に出ていて、ゴールも決めている。

マリノスユースがプリンスリーグに降格した一昨年は、正直、山田康太のチームみたいになっていて、山田康太が攻守において明らかに周りを圧倒していた反面、点取り屋となる選手が足りなかった印象だが、昨年は打って変わって戦術がトップリーグのアタッキングフットボールに極めて近く、その変わりようには昨年初めてユースの試合を見て正直驚いた。

最初の頃は決してその道は平坦ではなく、苦労もあったことは想定されるが、アタッキングフットボールが浸透するにつれて今年トップ昇格をした山谷や椿だけではなく、その他の選手も縦横無尽にピッチを駆け回り一試合で複数得点は当たり前になり、尻上がりにチームは強くなっていった印象。
相手チームも高校生となると、この戦術の強みが一層明確になるのかなと考えさせられた。

怪我をした高野の代わりとなる補強の条件の中で、池田航はマリノスへのロイヤリティと戦術理解については、申し分なかろう。
この点ではどこかの選手を探してくるよりよっぽど手っ取り早い。
後は、J1リーグのチームを相手に現在の池田航の力量がどこまで通用するか?ということになるだろう。(もちろんこれが一番大事なのだが。。)
2種登録でトップチームの公式戦に出場し、成果を上げた選手は過去にもいる。
生まれも育ちもトリコロールの池田航が成長し、試合にも勝つことができればこれは良い循環になる可能性はあるかもしれない。

ただ、ルヴァン湘南戦を見る限り、やはり、J1リーグはユースと比較し求められるスピードと精度に大きな差があることを実感させられ、イッペイシノヅカのコンバートもかなり板についてきた実感もある。
チャンスがあれば、トップチームでの彼のプレーを是非見てみたいし、ライバルとなる選手を脅かす存在になってほしい。


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