【あまじゅんに期待せずにはいられない。】

【あまじゅん、まずは自信を取り戻せ】

ホーム神戸戦の4点目、天野の素晴らしいシュートは枠をとらえたものの相手GKのファインセーブではじかれたが、そこにつめていた三好がきれいに押し込んだ見事なゴールだった。
これぞマリノスのアタッキングフットボールで、ゴールが決まった瞬間日頃は表情をさほど変えないポステコグルー監督からも笑みがこぼれた。
背水の陣である神戸戦にマリノスは4-1で快勝したものの天野は12節を終えて未だゴールがなく、天野自信が自分のパフォーマンスが良くないことをたびたびインタビューでも認めている。
若いチームにおいてマリノスの10番であり、そして個のパフォーマンス以上にチームのことを優先させなければならないキャプテンという重責を背負う天野にかかるプレッシャーは我々見ている側の理解を遥かに超えるものであることは容易に想定できるし、マリノスのスタメンに定着しはじめたころの、若いが故の風貌に似合わぬオラオラ感もなりを潜め、むしろ今年は周りの怒りをお抑えゴール裏をあおるなんて大人なパフォーマンスも垣間見る。

小生の目から見ると昨年と比較して天野のプレイがさほど昨年から落ちているとは思わずその立ち位置からなかなか個人のチャンスを作りにくくなっているように見えている。

マリノスユース出身、現在はマリノスの顔となっている天野だが、彼自身決して順風漫歩で来たわけではなく、トンネルに入るたびにたった一つのゴールからの成長を何度か繰り返して現在の地位を気付いた印象があり、もし、あの4点目のゴールを決めていれば、現在のトンネルから抜け出すきっかけになったかもしれないのだけど、それは次節以降に持ち越された。

神戸戦でスタメンを外れた天野だが、それでも彼のポテンシャルには期待せずにいられない。
色々な意味で今の横浜F・マリノスになくてはならない選手の一人であることに違いはなく恐らく続くルヴァン長崎戦、もしくはその次のホーム磐田戦で彼にチャンスは与えられるであろう。
これらの試合で彼がどれだけのパフォーマンスと結果を出せるかに期待をしたい。

IMG_1293.JPG

この記事へのコメント