【あまじゅん、いってこーい】
大分戦終了後、天野純の壮行会が開催された。
前節久保くんの壮行会を見ずにスタジアムを去ってしまった小生だけど、雨に打たれながらも今回残ろうと思ってしまう自分、やっぱトリコロールの血が流れているんだろうなと実感。
三ツ沢で壮行会をすることになったのは何かの縁だろうか。
4・5年前の彼の主戦場は、ルヴァンや天皇杯が開催されていたこの地だった。
決して話し上手ではない彼の口から発せされる言葉の一つ一つ、すべてが小生が感じていたことと同じで、当時は子供たちと三ツ沢のバックスタンドから「あまじゅん、しっかりしろー!」ってヤジってたっけ。
その頃この厳しい世界での闘いで生き抜き、スタメンをゲットし10番を背負う姿を想像することはできなかっただろう。
コミュニケーション能力、怪我、確執、本人のサッカー能力のとは異なるところでその可能性を延ばしきることができず世界に出てもうまくいかずに帰ってくる選手も数多くいる。
いや、もしかすると大成しているのはほんの一握りかも知れない。
もちろん、このチャンスをものにして大成してほしい。
それは心底願っている。
「大成するまで戻って来るな!」ロケレンへの移籍が決まった時にはそう思ったけど、彼の話が終わる頃には、「うまくいかなきゃマリノスに戻ってくりゃいいよ。」と思うようになっていた。
「大丈夫、天野純には俺たちマリノサポーターがついている。」
マリノスの選手に対して自分の息子を見るように誇らしくかわいくて仕方がないというママさんファンを小生もずいぶん見てきたが、自分もあまじゅんについては同じような気持ちを持っているパパさんファンの一人となっていることに本当に今気づいた。
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