【維新商店の特中華そば】<横浜 浅間下>
横浜駅からニッパツ三ツ沢球技場に徒歩で向かう途中にある横浜中華そばの名店維新商店はいつ通っても行列が出来ていて待つことが嫌いな小生はスルーしてしまう。
ここを過ぎるとニッパツ三ツ沢まで食事ができるところはかなり限られ、つまりここを通るまでに試合前の食事を食べ終わっているかもしくはテイクアウトで食事を確保しているか、もしくはスタジアムグルメで何を食うか決めている必要があるわけだが、食について事前準備に万全を期す小生はこの店の前で悩むことは無かった。
並ぶことが苦になるならば維新商店で中華そばにありつく機会はないだろう。
この店の中華そばは店先の行列を待ち、更に食券を購入して店内で更に待つ忍耐があるもののみがたどり着ける店なのだ。
そんな小生が初めてこの店の前で迷ったのがプリンスリーグ 関東・マリノスユースvs前橋育英の試合当日、朝の散髪が終わったのが想定外に遅く、試合ギリギリに到着すれば良いものの、朝から何も食ってない。
台風一過だというのにこの雨じゃ、テイクアウトを持っていくことは出来んし、先週から一気に冷え込んだ。
11:40を過ぎた頃に維新商店の前を通ると店外の行列は4人。
試合開始は13:00。
うーむ、ハラが減ってはいくさができぬと思い切って並ぶことにした。
入店は12:04。
販売機で特中華そば大盛の食券を購入し着丼は12:20。
いや、40分待ちましたか。
しかし、確かに40分待った甲斐はありました。
ここの中華そばを食っちまうと他のラーメンが食えなくなるんじゃないかってくらいスーパーうめえぞ。
醬油ベースのスープは絶品、微かな生姜の香りがたまらない。
これが自家製の平打ちちぢれ麺によく絡む。
焼豚はこれが焼豚かと思うほど薄くて柔らかくて、ほんのり甘く上品の極みだし、雲吞はその餡はしっかりしてコクがあり肉汁が厚いままなのに、口の中でほろりとほどける。
これほどまでに特徴があるのに、なによりその柔らかさによって、コシのあるちぢれ麺こそが主役として成立するのだ。
これは素晴らしすぎる。
試合前後に並んででも頂くべき至福の一杯だわ。
店名 維新商店
住所 神奈川県横浜市西区北幸2-10-21 横浜太陽ビル 1F
営業時間 11:00~15:00 18:00~21:30 (土日祝) ~21:00 日曜定休
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