【数字は大勝 内容僅差 応援圧勝】
今週になってマリノスの練習に唐突に詰めかけるマスコミ相手に違和感を感じたサポーターもいるんじゃないだろうか。
なんだよー。今までさほど取り上げなかったのに優勝するかもってなったら、この調子かよー。
以前クラブのことを散々叩いたメディアも節操ないなー。なんて。
反面、マスコミなんてそんなもの、ポジティブな内容でメディアに取り上げられて注目されればこれは良いことじゃん?と考えることも出来る。
小生が気にしていたのは試合を控える選手達への影響。
若い選手達が多い中、要らぬことに気を奪われないか?心が浮き足立たないか?
もちろん彼らはプロだけど、何せJ2やJ3から今年来たばかりの選手も少なくないし、ましてや今は追われる身だもの、相応のプレッシャーを感じるのが普通。
心地良い緊張感を持つことで最もパフォーマンスを発揮出来るスポーツもその緊張感がほんの少しブレることでピッチ上でのパフォーマンスに大きな違いが出るもので連動した動きがゴールを左右するマリノスのサッカーにとってメンタルはとても重要なファクターになってくる。
そんな中でメディアのインタビューでもマリノス選手や監督はずっと言い続けている。
変わらず一戦一戦、自分達のサッカーをやる。
どんな状況であれこれが出来るようになればそれだけでも横浜F・マリノスは本当に強いチームになるだろう。
明日の相手は強豪の川崎フロンターレ。
今のマリノスはそれが出来るチームになっているだろうか?
杞憂だった。
川崎のサッカーはそれはそれで素晴らしい。
上手いし強い。
一度ボールを奪取すると見事なコントロールでなかなか奪わせて貰えない。
セカンドボールの奪取も上手く効果的に攻撃を仕掛けてくる。
ポゼッション率の極めて高いマリノスであってもこの試合においては川崎にボールを支配された時間は長く辛かった。
しかし結果は4-1の大勝。
前半10分以内に仲川のゴールで先制を奪い前半持ちこたえ後半点差を開けていくという数字上は理想的な内容だがその中を紐解いてみると本当に激しく厳しい闘いで、守備に回る時間も長かった。
それでも集中力を切らすこと無くゴールをなかなか割らせなかったことで新たなチャンスを生みカウンターからゴールを量産する展開だった。
これも確かに自分達のサッカーだ。
川崎は強かったがマリノスは総力戦でこの試合を乗り切った。
結果は大勝だが、内容は僅差の連続で積み上げた勝利だ。
ほんの少しも気を緩めること無く90分を闘いきったことで大きな勝点3を手繰り寄せた。
選手の必死のプレイにサポーターの応援が逆に後押しされたかのような、まるでマリノスのホームで闘っているような、そんな錯覚に陥った。
現地で一緒に闘うことが出来たサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
今年の川崎の最後のホームゲーム、観客24000人近い観客のうちマリノスサポーターは僅かに3000人ほどだったけど応援は圧勝だったね。
いよいよ頂点は見えてきた。
でもマスコミのカメラマンのみなさん、スタンドから選手が全く見えません。。。
良い写真取れてんのかな?
この記事へのコメント
マリサポ母さん
私もカメラの数を必ずチェックします。マスコミがどっちが勝つと思ってるか、注目しているかが分かりますから。マリノス側のカメラが少ないとちょっとー!って思う(笑)
最近は急に増えたな!って思います。いい写真は期待してるけど選手の邪魔はしないようにお願いしたいです。
TakoMan
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、サポーターとしては選手第一、マスコミは次点ですよねぇ。
来年もよろしくお願いします!