【再々読了】松田直樹を忘れない。

【再々読了】松田直樹を忘れない。


カミさんのベッドルームにある家族の書棚から、取り出してきた1冊の本。

小生、狭い自宅にかみさんから与えられたスペースは極めて狭い。
マリノスの応援グッズも古くなったタオルマフラー、場合によってはユニフォームさえも親戚や知り合いにあげることもある。
家族の書棚で与えらえたスペースはたった2列なので本についても読了したものは1年もすればBOOK OFF行きになってしまう。
DVDなど映像と異なり、小生の場合本を読むのが嫌いなわけでは全くないが、本を読むために相応の時間を事前に準備し、集中して読むので。どうしてもまた読みたくなったら、BOOK OFFに探しに行けばよい(実際には探しに行くことはほぼないけれど)と割り切っている。
それでも出会い、どうしても手放せない本が何冊かあって少しずつたまってしまう。

「松田直樹を忘れない。」はそういう小生にとってどうしても手放せない一冊だ。
先週末でこの本を読むのは3回目となった。
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当時同じく二宮寿朗氏が松田直樹を主人公にノンフィクションで執筆した「闘争人」を先に読んでいて、その第二段が出ると聞いて心待ちにし、出版と同時に購入して一気に読み上げたのを覚えている。
「闘争人」は、松田直樹の活躍を描く勢いのようなものを強く感じたのだけれど、「松田直樹を忘れない。」はちょっとセンチメンタルで、年齢を重ねマリノスを解雇され山雅に移り、2度目のサッカー人生を歩む松田直樹を描く筆者の文章にちょっと哀愁を感じる。
ただ、その哀愁が、初老の小生にはぐっと来る。
購入した年の年末の家庭の大掃除で、「闘争人」と「松田直樹を忘れない。」は近所のBOOK OFFに行くことになったが、翌年の松本山雅のJ1昇格の試合を見た翌日、BOOK OFFにこの本を探しに行くことにした。
BOOK OFFに売ったそのものが1年間残っていたものかどうかはわからないけれど、「松田直樹を忘れない。」は在庫としてあったのだ。
実際に小生がBOOK OFFから買い戻した本はこれだけかもしれない。

松本山雅がはじめてJ1昇格をしていく1年の闘いと「松田直樹を忘れない。」は小生の中で密接にリンクし、小生のマリノスライフの中のものとなり、この本をその後手放すことはなかった。

こんな時だから読み返してみる価値があったと思う。
3時間もあれば読み切れるけれど、その内容は、熱く切なく愛おしい。
Jリーグが再開されたら、また、マリノスを応援しよう。
時間があれば、山雅の試合にもお邪魔しよう。
マリノスを愛し、闘争心強くマリノスで闘い、ファン・サポーターから愛され、マリノスで解雇を受け、山雅でも闘う姿勢を植え付け、マリノスでも山雅でもレジェンドとなった松田直樹を忘れない。

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