<吉田の逆襲 マテウスの恩返し弾>
前節から中3日、この間川崎との現時点の実力差を認めるコメントを多数見た。
小生も同意。
悔しい敗戦だったけれど次の試合が中3日でやって来るのでここで勝つことが出来れば気持ちも切り替わる。
逆に負けてしまうと、2連敗でストレスもダブルとなって日曜まで引きずることになる。
ここはなんとしても勝っておきたい!!とせつに願ってDAZNで観戦したが、結果は1-2で逆転負け。
思い返せば、昨年のアウェイ名古屋戦は圧勝だった。
遠藤渓太・エリキ・仲川が躍動し、名古屋のディフェンスは翻弄されていたのを覚えている。
試合直後に仲川を倒してPKを取られ、後半終盤は足がつって、遠藤渓太のゴールを見送った名古屋のサイドバック吉田豊はさぞや悔しかっただろう。
この一年相当な気持ちをもって仲川対策を研究してきたのではないかと思う。
今節のデュエルで吉田は仲川を封じ込めたが、仲川の動き出しを見極め、前を向かさず仕事をさせない執念のようなものを強く感じた。
昨年マリノスファミリーとして共に学び闘ったマテウスは今節のMOM。
昨年のマリノスでの学びを活かしている印象がある。
極度の左利きであるにもかかわらず、今節の1G1Aは右足で決めている。
更には守備への貢献も極めて高く、マリノスの攻撃の芽を摘んでいく。
自陣にもどってボールを奪うマテウスを、右足でゴールを決めるマテウスを2年前にいったい誰が想像できただろう。
6ヶ月のマリノスへのレンタルは、マテウスにとって極めて大きな経験となり、一皮むけるきっかけとなったことはマリノスのサポーターであるからこそわかる事実で、マッシモ・フッカデンティの戦術や指導だけでここまで伸びたわけではないと思う。
それにしても2試合連続の逆転負けとは悔しすぎる。
どうも、試合前半良い入りをしているにもかかわらず。中盤相手のサッカーをさせてしまい、逆転されてから相手陣内に攻め入るも崩しきれずというゲームが続いておりシュート数も徐々に減っている印象。
いわゆる決定機が確実に減っている。
とりわけ前線の連携の精度をあげるには、もう少し練習量が必要なんではないかと。
この連戦スケジュールはちょっと厳しすぎる。
スターティングメンバーに変化をつけ、3バックで前への推進力を出そうとした試みは、面白いとは思ったが、結果を出すには足りなかった。
ストレスはダブル。
次節は苦手意識のあるセレッソ戦だが、勝ちが欲しくてたまらない。
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