【紅花のワンタンサンマーメン】ホームゲーム試合前後の至福の一杯

【紅花のワンタンサンマーメン】<関内>

サンマーメンの美味い店は横浜市内でもあちこちにあって、サンマーメンの一番美味い店を選び出すのは恐らく至難の技だろう。
なんせ、サンマーメンは庶民によって鍛え上げられた神奈川のソウルフード。
インドで家庭ごとにカレーの味が異なるように、好みによってNo.1は違うだろうし、食についてはストライクゾーンがやたら広い小生の場合は絞り切ることなんぞできない。
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但し、ワンタンサンマーメン(雲吞生馬麺)となるとこれはもう紅花がナンバーワンでしょう。
関内の駅を出てすぐ、歴史ある町中華紅花は、取り分け麺料理でが得意の店で、正統派のラーメンをはじめ種類も豊富。
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ワンタンメンとサンマーメンは実は全く別の料理なわけで、ワンタンサンマーメンはこれを一つの丼の中で見事にコラボさせたまさに中華麺料理の匠の技だ。
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サンマーメン特有のトロミは少し控えめにして、まん中につるつる食感の皮で包んだ雲吞が浮かぶ。
この雲吞のレベルが高い。
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中のあんは良質のミンチがたっぷり入っていて柔らかくも肉のうまみが強く満足度が高い。
そんな雲吞の周りを固めに炒めた野菜が広がっている。
シャキシャキとした野菜と外はプリプリ中はふんわりのワンタンの食感のコントラスト、そしてサンマーメンのトロミとワンタンメンのさっぱりしたしょうゆベースのスープのコントラスト。
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このバランスの絶妙さはまさに相手ディフェンダーの足に届きそうで微妙に届かず、ゴール前に走りこんできた味方アタッカーにしっかり届く松原健のラストパスのようなギリギリ・キワキワの球質の美学と同質のものだ。

そんな丼大きめ、二度おいしい究極の一杯がたった820円。
町中華の鏡である。
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紅花
住所 神奈川県横浜市中区尾上町3-45
営業時間 11:00~23:30(L.O) 無休 カード可
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