【神戸キッチンの港町のドライカレー】
2020第16節ホームセレッソ大阪戦で神戸キッチンが日産スタジアムデビュー。
港町神戸の名物B級グルメには牛すじというものがある。
高級名物神戸ビーフ生産の裏で下町の庶民に愛され続けているあの甘辛ですじ肉をよーく煮込んでトロトロになったコラーゲンの食感は思い出したけでよだれが出る。
今年は神戸遠征も出来なかったので随分ご無沙汰の味。
牛すじカレー、牛すじ丼を提供する神戸名物のキッチンカー「神戸キッチン」がデビューってこともあってこの日はスタジアムというよりこのキッチンカーを目指した。
流石は食いしん坊サポーターの皆様、チェックしている人はしているもので、厳戒期間中でも新しいキッチンカーには長蛇の列が出来ている。
結果的に30分ほど並んだわけだが、その30分の間に頑固な小生が意外に心変わり。
気持ちが牛すじからドライカレーに移っていく。
大きな「港町のドライカレー」のサインのせいだけではない。
スパイスの香りだ。
ドライカレーを購入したサポーターさんから届くこのスパイスの香りに触れていると、そのスパイスを舌でも味わいたくなってくる。
そもそも、ドライカレーが神戸の名物であったかどうかさえ定かではないのだが、本能のまま気がつけばドライカレーを注文していた。
お値段800円。
刻んだ野菜とミンチとルーがしっかりとルーにからんでたっぷりご飯に乗っかっていて、なかなかボリューミー。
口に入れるとなるほど美味い。
辛すぎることはなく、このルースパイスが、しっかりと口の中に広がっていく。
日本のカレーライスは英国から伝わったとは聞いているが、このスパイスの効いたひき肉と野菜と小麦粉の塊がご飯と大変マッチする。
トッピングの目玉焼きもまた良い。
スパイスの効いたルーを卵の黄身がマイルドにしてくれる。
ホームゲームの折にはまた来て欲しいお店です。
次回は、是非牛すじを味わいたいぜ。
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