<耐えに耐えた>
いやー行きたかった、パナソニックスタジアム。
このスタジアムはどの席からでも見やすく、ピッチは近く迫力がある。
小生との相性も良いらしくこの新しいスタジアムが出来て以降遠征し生観戦した試合は3勝1敗。
同じ大阪でも、逆に長居では勝った記憶が全くないので余計に印象が良いのだろう。
あのスタジアムはサポーターが後押しをすればそれが選手にストレートに伝わる印象がある。
選手との距離感が良く、声も反響するようで応援しがいがあるという印象が強い。
この試合ビジター席は準備されておらず、手拍子だけの応援という状況であっても相手サポーターの応援しかなかったことと、勝ち点3をもぎ取れなかったことは全く無関係ではないと小生は勝手に思っている。
勿論、吹田の新スタジアムが出来て以降、ガンバはどんどん年々強くなっている。
今節はとりわけ強かった印象。
球際は強く、パスの精度も高く、トランジションも早い。
面白いようにパスが通り、セカンドボールは必ずマリノスが拾っていた先般の大分戦とはまるで違う展開で、マリノスがゲームを支配する時間は極端に短かく、むしろガンバにやりたいサッカーをやらせていた時間が長かった。
とにかく、マリノスの選手のパスにガンバの選手が良く触るのだ。
通ったと思ったはずのボールに触られる。
ボールを持ってもプレス強く奪いに来る。
セカンドボールがどこに落ちるのか予測できるんではないかというくらい取られる。
その繰り返し。
マリノスはボールを奪い返すために走ることにかなり労力をとられ押し込まれる時間が長すぎた。
そんな苦しい試合展開の中でも90分通して取られた得点は、PKによる1点だけであったこと、マリノスの集中した守備を賞賛したい。
攻め立てられても集中してゴールを守り、自陣での守備とボール回しもほとんどミスはなかった。
シュートコースを限定し、本当の決定的なチャンスは3回程度、最後はそれを梶川が守り抜く。
宇佐美の絶好のチャンスを阻み、パトリックの完璧なコースのヘディングを手に当てた。
耐えに耐え、なんとか貴重な勝ち点1をもぎ取った。
もし、ビジター席で、マリノスサポーターが応援できていたなら、その後押しの力で勝ち抜けたに違いない。
そんな風に思った試合だった。
ガンバはまだまだ強くなるかもしれないが、マリノスも今日の試合で貴重な戦いをし、この試練を糧にまた少し強くなった。
来年我らがパナソニックスタジアムに遠征できたならば、その後押しの力できっと勝てるだろう。
きっときっと、来年はまた、吹田に行くぞ。
DAZNで見ていた小生が久しぶりに試合後ぐったりするほど疲れたわけだから、ピッチに立った選手の疲れは半端ないだろう。
どうか、食い倒れの街で美味しいものを食べて英気を養い、苦手意識の高い長居で今度は勝ち点3をもぎ取ってほしい。
マルコス 東口 マルコス ヨンゴンで入った先制点、あれ、やっぱりオウンゴールなんすかね。。
この記事へのコメント