【2020J1リーグ第28節アウェイvsFC東京戦観戦記】アウェイの魅力、サントスの魅力。

<アウェイの魅力、サントスの魅力。>

今年最初のビジター観戦は、味の素スタジアムとなった。
アウェイFC東京戦を”遠征”というマリノスサポーターは少なくとも小生の周りにはいない。
小生自身も、味の素スタジアムはホームの日産スタジアムよりも近いくらいで、他のビジター観戦と比べてアウェイ感も薄いけれど、J1のチームが無ければ調布に行くことなんぞなかっただろうし、年に一度の調布訪問では新しい発見もあってこれはこれで楽しみにしている。
IMG_9050.JPG
新撰組の近藤勇がこの辺りで生まれたって事実も今回の調布遠征で初めて知ったし、FC東京の今年の選手紹介は随分とお洒落になったもんで赤い二本の帯の前で選手がパフォーマンスをする映像のデザインは見ていてとても新鮮だ。
IMG_9094.JPG

観客もスタジアムに随分戻ってきてFC東京サポーターと対峙出来るのも懐かしい。
今年のマリノスはアウェイでの勝ち星は決して多くないし今節は強敵。
そんな対戦で少しでも選手の後押しが出来ることはとてもありがたい。

それにしてもこの試合、前半戦を見ていて一体誰がこの結果を予想できただろうか。
後半はFC東京のサポーターにとっても長谷川監督にとっても、もちろんピッチのFC東京の選手にとっても悪夢を見ているような気分だったに違いない。

前半、FC東京はボールを奪い、マリノスを自陣に押し込み続けた。
苦しい時間が続く。
決定機を何度も作られ、ビジター席でも何度か悲鳴が上がった。
00_IMG_9103.JPG
もし、あの一本でもゴールに入っていればゲームは全く違う結果になっていた。
ただ相手も連戦で相当疲れていたのだろう。
決定機の精度の低さに助けられたというのが正しいと思う。
かたや、マリノスも決して前半のパフォーマンスは良くなかった。
ピッチに戻ってきたマルコスジュニオールは本調子とは言えなかったし、アタッキングサードでの攻撃陣の連携は未だ今ひとつでボールを奪われては押し込まれる展開。

潮目を変えたのは後半のマリノスの見事な崩しによる先制点だった。
00_IMG_9118.JPG
ジュニオールサントスは不思議な選手だ。
マリノスの戦術にぴったりはまっているとは決して言えないし、ボールキープ能力は高いものの、奪われると一気にピンチとなる危なさがある。
マリノスの美しいアタッキングフットボールを見慣れている小生、彼のプレーにストレスを感じることはしばしばある。
しかしエリキの献身さやマルコスのクレバーなプレイを学ぼうとする意欲と素直さはピッチでも感じるし憎めない。
そして何より、決めて欲しいところで決めてくれる決定力と運の持ち主だ。

今節、あの決定機を確実に仕留めたことでFC東京の堅牢な守備が音を立てて崩れ去った。
終わってみれば4-0の大勝利。
0_IMG_9151.JPG
試合終了の笛と共に、森重がガックリと膝を落とした。
FC東京にとっては屈辱的な敗退であったに違いないが、今まで上位チームになかなか勝ち星を奪えなかったマリノスにとってこのアウェイでの勝利は大きい。
味の素スタジアムで満開となったトリパラの前に現れたジュニオールサントスの無邪気な笑顔が胸に焼き付いた。
IMG_9160.JPG

にほんブログ村 サッカーブログ 横浜F・マリノスへ mbh-banner

この記事へのコメント