【その先の最高の景色】香川で年末を過ごした話。

今年は大変な年でほぼサッカーで遠征をすることが無かったこともあり、せめて年末くらいはちょっとばかり遠方で過ごす計画を立てた。
こんな時こそなかなか遠征で行かないところ、コロナの影響を受け難いところ、使おうと思っていたスカイコインを使えるところと絞っていくと結果香川県ということになった。

そういやこんぴらさんなんて行ったことなかった。
二番目の娘も付いてくるということになり、先ずは岡山まで飛行機でバビューン。
JR在来線に乗り換えマリンライナーで瀬戸大橋を渡り、ブラウンノアが武者修行中の香川県に降り立った。
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2020年ブラウンノアが修行したこの地に試合観戦に訪れることは叶わなかったし、よもや年末に訪れることも想定はしていなかった。
流石に今年は、ここを訪れる観光客は少ない。

琴平駅から金刀比羅宮の奥社を目指す約1368段の石段は観光とは程遠く日頃の運動不足がたたり苦行と化す。
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それでも古くから庶民に親しまれてきたこの延々と続く巨大な要塞のような神の社の中を歴史の偉大さと自然の大きさを感じながら奥へ奥へと進んでいく自分に少しずつ酔いしれていく。
広々とした平野部に尖ったコーンの様な山々が点在する四国の大地はまた本州とは異なる逞しさがあるように思う。
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登れば登るほどその坂道の角度は鋭くなっていく様で、目指すものが高くなるほどその難易度は高くなる。
これは今、マリノスが進んでいる道と同じではないか。
目標は高くなればなるほどその達成は困難となり苦しくなる。
今年はそれを痛いほど味わった。

金刀比羅御本宮への到達は、まさにJ1リーグの優勝と同じよう。
785段の石段を登り終えた達成感はそれは確かに相応のものがあったし、そこから見下ろす景色は最高だとその時は思った。
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ただ、その先に続く奥社への道はさらに険しさを増し、水はけが悪くなりぬかるみは増え石段の勾配も急になっていく。
ここが到達点か?と何度か思った小さな祠をいくつも通過し、更に続く坂道を見上げて顔がゆがむ。
ようやく見上げる石段の向こうに奥社が見えてくる。
最後の鳥居をくぐったときの達成感も、そして、そこから見下ろす四国の景色の素晴らしさも、御本宮に到達したときのそれをはるかに超えるものだったことは達成しなければ気づくこともできなかっただろう。
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2021年、マリノスは、もう一度表参道の入り口からこの石段を登り始める。
最高の景色のそしてその先の最高の景色を見るために。

良い年となることを祈りたい。
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