【山形0ゴール・海夏2ゴール】武者修行中のトリコロール

<山形0ゴール・海夏2ゴール>

いったいどうしたというのだろう。
小生の記憶が確かならば、シーズン開始前モンテディオ山形はJ1昇格候補の一つだったはずだ。
それが、現在勝点6の19位と降格圏。
やっているサッカーがさほど悪いとは思わないし、我らが山田康太はスタメン定着しておりチームの要としてその実力を発揮してはいるが、何分結果が伴っていない。
まだシーズン序盤と言えば確かに序盤なのだけれどここ一ケ月以上ノーゴール、2分4敗という現実はとても重く、今後のモチベーションを上げていく上でもいい加減、このあたりで勝利をおさめておく必要がある。
対する秋田は、今年初めてJ2に上がってきたばかりだが勝点を徐々に積み上げ山形より上位にいる。
シンプルに前に前にボールを運ぼうとする秋田のスタイルは、J2の世界で効果は高いように見えて、クレバーなビルドアップをしようとする山形は試合開始から自陣でボールを獲られるシーンが散見され、思ったように前に進むことができない。
ボランチを主戦場とする山田康太が、右サイドハーフに入っているのがよろしくないかもしれない。
ボールを触ると力を発揮するのが山田康太だと思っているのだけれど、今の山形では、山田康太がボールを触る機会があまりに少なすぎる。
後半から徐々に山形が自分たちの持ち味を発揮し始めボールを握る機会は増えたが、0-0のドロー今節もゴールを奪うことが出来なかった。

逆にアウェイで長崎と対戦した町田ゼルビアは久々に吉尾海夏が名を連ね、この試合でいきなりの2ゴール。
試合は3-0の完勝となった。
何より、海夏が2ゴール揚げたのがとても嬉しいわけだが、今季これまでなかなかチャンスをものにできず、チームとしてもうまくいっているようには見えなかったのだが、今日の町田は今までとはずいぶん違った。
長いトンネルから抜けた感じとはまさにこんな状況をいうのではないかというくらい前節までの状態とは異なるように感じる。

両チーム共、新潟・琉球とはずいぶん離されてはいるけれど、まだまだ背中は見えている。
そろそろ、J2の試合にも足が運びたくなってきた。

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