<一点差は層のあつ"差">
今節はチケット取得に苦労して久しぶりに前目の席での観戦。
13:00キックオフで久しぶりに屋根のない席は日差しが強くジーンズが焼けるようだ。
ピッチ上の選手は恐らくもっと暑いのだろうけれど、この試合で屁張るようでは8月の連戦を戦い抜くことはできないだろう。
清水エスパルスには直近のルヴァングループステージで圧勝していて悪いイメージはない。
もちろん油断していたわけでは無いけれど、試合早々幸先良くエウベルのゴールで先制しこりゃ今節も大差で勝てるかと期待した。
しかし、清水は強かった。
前半10分で先日のルヴァンの布陣は清水としてはBチームだったことに気付く。
エウシーニョとチアゴサンタナがいるだけで清水は全く違うチームになる。
ここにヴァウドとカルリーニョスジュニオが関わることでその強さが際立つのだ。
加えてキーパーは日本代表の権田。
前からの圧は強く球際も強い。
ほんの少しのミスも逃さない。
何よりアタッキングサードでの守備が強く硬い。
2点目が遠く、前からの守備というクッションをなんとか使って最後尾で抑え切る状況。
最初の1点を守り切る展開になるかと思った矢先、エウシーニョとチアゴサンタナに崩され追いつかれる。
力の差はない、ほぼ互角だと感じた。
後半果敢に攻めるも崩し切ることができず1-1のまま時間が過ぎていく。
そんな中交代カードを先に切ったのはロティーナ監督だったが、少なくとも小生にはこのままドローに持ち込み勝点1をもぎ取るメッセージに見えた。
もし、チアゴサンタナの交代にチアゴサンタナ、カルリーニョスジュニオの交代にカルリーニョスジュニオ、ヴァウドの代わりにヴァウドが入っていたならこの試合負けていたかもしれない。
かたや、マリノスに三枚替えはマルコスから天野純、オナイウからレオセアラ、前田大然から水沼宏太と一点をもぎ取るメッセージ。
これもロティーナは予測していただろう。
動きが鈍くなるこの時間帯に天野純が入りマリノスのリズムが軽快になるのは、わかっていても相手は嫌だろうしサポーターは楽しい。
ただ限られた15分ほどの時間で結果が出せるかというと実は大抵それが難しい。
ただ、今節またもやマリノスは出しちゃうのよね。
交代選手の劇的ゴールで2-1の勝利。
いやぁ危なかった。。
ロティーナの采配ミスのように思えなくは無いが、改めて控え選手を見ると使えるカードに限界があるとも思った。
ディサロではチアゴサンタナの代わりは無理だ。
ルヴァンでそのプレイを目の当たりににした小生でもそう思う。
それほどまでにチアゴサンタナの格は違う。
その駒を考えるとロティーナとしては勝点1をものにするしか選択肢がなかったのかもしれない。
僅差で得た勝点3は控えの差、ひいてはフロントの差と言える。
8月の連戦、痺れるほど厳しい日程だが今のマリノスならば乗り切れそうな予感がする。
この記事へのコメント