<風か?芝か?ミシャの罠か?>
今節はスカパー!観戦。
関東地区は雨が降っているが、札幌厚別は晴れ渡っている様子で、太陽がまぶしそうだ。
コンサドーレの聖地厚別と言えば聞こえは良いが、風は強いし、芝が長く凹ついているのはスカパーの映像を見てもわかるほどで、更にビジター席から背中を押してくれるサポーターもおらずとマリノスのサッカーをするにはこの環境が難敵だ。
前半は風上なので、早い時間に先制点が欲しいのだが、芝と風のせいもあるだろうか、ビルドアップが全くうまくいってない。
パスは通らず良い形を作ったのは開始直後の2度のみで、その後は思ったように形がつくれないまま時間が過ぎていく。
むしろ風下の札幌に押し込まれ、青木のスーパーゴールで先制される。
チアゴのプレイで獲られてしまったPKを高丘がセーブできていなければ、この試合厳しいものになっていたに違いない。
前半中に何とか持ち直しはし、仲川のゴールで追いついたものの、後半も攻めあぐねる。
ボールが前線に出ないのは、風のせいか。ペドロビッチ監督の罠なのか?
今までの試合では面白いようにつながっていたパスが不思議なほど中盤で取られるし、シュートを撃ってもなかなか枠には行かず、マリノス全体的に不調なのか??と思うようなシーンが続く。
恐らくスタジアムの中で風が回っており、旗を見ているだけではわからない動きになっているのだろうとは思うが、パスが短かったり長すぎたり。
それだけではなく札幌の球際は強くしつこく中盤でボールを奪いきりマリノスの前線にやりたいことをやらせないというペトロビッチ監督の1on1の守備からのショートカウンターが形になってきているようにも見える。
終盤、札幌の足は止まり、水沼、天野、オナイウのゴールデンコンビでゴールを奪いにかかるが、決めきることはできず1-1のまま笛が鳴る。
いや、残念、風や芝の状態も併せて今節はペトロビッチ監督が仕掛けた罠だったような気がしてならない。
ドローという結果に疲弊する札幌の選手と悔しさをかみしめるマリノスの選手たち。
少なからず、小生も試合後フラストレーションが残ったゲームだった。
カップ戦、ここから先は勝ちあがっていかねば次がない。
次節ニッパツではしっかり勝ち切ろう。
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