【天守閣の松江城と景観の米子城跡】山陰旅行お勧めプチ観光
一足早く大晦日に出雲大社に参拝したので、元旦は、山陰の名城、松江城と米子城跡まで行ってみた。
日本の名城の中で国宝となっている城はたった5つしかない。
松江城はその一つということで、折角出雲まで足を運んだならば、少し無理をしてでも行っておきたい。
日本海側は寒波厳しい2020年の元旦、松江城は入場可能ということで雪のあとの小雨の中朝から電車で松江を目指す。
駅前からおよそ15分の道のり、ほとんど人がいない街並みを歩くと松江城に到達する。
がっしりと石垣に根を下ろす天守閣は重厚な印象。
暗い城内こそ趣がある。
当時からなにも変わらぬ木造の城内はやはり素晴らしい。
偶然出会うことのできた、後藤又兵衛の甲冑にも感動してしまった。
更に電車で東を目指して米子に向かう。
米子駅から20分ほど歩くと、米子城の登城口に辿り着く。
丁度二の丸があったあたりらしく、ここから20分ほど石段を登ることで天守跡に辿りつくことが出来る。
天候は曇りだが前日の夜積ったと思われる雪を避けながら石段を登っているとじんわり汗が滲みこれはこれで心地よい。
頂上で素晴らしい景観が待っていた。
日本海と米子市街、そして中海に囲まれた本当にベストポジションに米子城が建設されたのだと実感出来る。
天守が残っていないことがもどかしい。
ここに五層建の天守が残っていたならばその最上階から見る景色はさらに素晴らしいものであったことが容易に想像できる。
マリノスの応援で地方遠征をすると、プチ観光でその地の名城に立ち寄ることが多いけれど、まだまだ未開の城が多いことを実感した元日であった。
この記事へのコメント