【2022J2リーグ第12節新潟vs岩手戦観戦記byDAZN】もっと!詠太郎

<もっと!詠太郎>武者修行中のトリコロール

毎シーズン激闘が続くJ2だが、今年は、11試合を終えて未だ負けなしの横浜FCが独走準備に入ろうとしている。
これは楽しくない。
マリノスからレンタルでJ2に言っている選手たちが活躍してそのチームが勝利する姿はたくさん見たいし、どこが優勝するか全く予測できないというのがJ2の面白さなのだが、今年のレンタル組で毎試合先発で出れているのは水戸ホーリーホックの椿直起くらいなのだが、秋葉監督の号令むなしく今年はなかなか勝ち切れずに下位で低迷している。
小生の思ったように行かないのがサッカーであることは頭で理解しているものの、マリノスの試合が少ないゴールデンウィーク、勝利を期待して水戸に行くか、それとも出場が確約されていない松田詠太郎にかけて新潟に行くか、もしくは、植田啓太の初先発を期待して栃木に行くか。いずれも遠くてギャンブルだ。

とりわけ新潟はチーム内のポジション争いは厳しく、松田詠太郎の場合前にはイッペイ・シノヅカ、背後には三戸が忍び寄る。
松橋監督はこの環境を有効に利用し、選手への期待を込めた采配をしているように見える。
詠太郎のポテンシャルは疑いようもなく、クレバーなプレイ、的確なキック、そしてピッチでの落ち着きは若干20歳とは思えない松田詠太郎ではあるが、更なるハングリー精神を身につけさせて成長を促す。

そんな松田詠太郎は今節先発で出場し、右サイドに入った。
岩手のプレイスタイルは独特で、ポゼッションは低いもののディフェンスの強度は高く、決して簡単な相手ではない。
ほんの少しの隙で決定的チャンスを作り出す。

前半終了間際の一歩早目の詠太郎のシュートが、ゴールを突き刺した。
やっとの今シーズン初ゴールに雄叫びをあげる松田詠太郎の表情は未だ見たことのない、厳しい笑顔で闘う漢の逞しさを感じた。
1-0で進んだ終盤に交代で入った三戸も試合を決定づけるゴールを決めて、2-0の完勝。
横浜FCは4度目のドロー、3位に浮上した新潟との勝点差は6となり、独走は阻止された。

試合後の松橋監督のインタビューを聞く限り、今節の詠太郎のパフォーマンスでさえ、まだまだ満足しておらず、「もっともっと」。
松橋監督の若い選手への要求は高いけれど、今節の試合を見て詠太郎がそんな新潟にレンタルとなっていることに期待と喜びを感じている。
松橋力蔵は、ユース時代から詠太郎を見てきた人だし、詠太郎ならば一皮二皮むけて成長していくことがきっとできるだろう。

さて、GWはどうしたものか。
ここはやはりDAZN観戦かなぁ。。

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