【今城塚古墳に立ち寄った。】
京都から阪急電車で南茨木に向かう途中の高槻市にある今城塚古墳は、継体天皇の御陵との説が有力なものの宮内庁がこれを認めておらず結果的に発掘が進む珍しい古墳。
NHKのBSでやっている「英雄たちの選択」を見るまではその存在さえ知らなかったのだが、折角ガンバ大阪に遠征するならば、是非是非立ち寄ってみたいと思っていたわけで2年ぶりに実現できた。
まあ、Jリーグや横浜F・マリノスの70倍くらい長ーい歴史を持つ日本だもの、こういう古墳がひとつくらいあっても良いと思う。
なんてったって発掘によって6世紀ごろの日本を垣間見ることができるし、小生のような一般的小市民が足を踏み入れることだってできるのだ。
高槻駅駅前にあるレンタサイクルで自転車を100円で借りて、バビューンと漕ぐとあっという間に到着。
周りは地元の方が集う公園になっていて前方後円墳の中までズカズカと入っていけ、ところどころに子供でもわかるように説明書きがされている。
圧巻なのが古墳横に再現された埴輪祭儀場。
これは素晴らしい。
厳かに鍵をかけられた他の天皇陵では絶対にお目にかかれない。
一気に6世紀にタイムスリップしたような気分になる。
公園横にある今城塚古代歴史館は入場無料なんだけどその展示はお金をとっても良いんじゃないかと思えるもので、古墳時代を学び直す良い機会になった。
往復150円の古代の旅、ガンバ遠征プチ観光としては穴場中の穴場でしょ。
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