【2022J1リーグ第30節札幌戦観戦記】雨ニモ負ケズ菅野ニ負ケズ札幌ニ勝テズ

<雨ニモ負ケズ菅野ニ負ケズ札幌ニ勝テズ>

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試合前日、台風の動向を気にしながらもDAZNで柏レイソルを真面目に応援する。
マリノスはこの連戦は3勝1分けと結果を残しているものの、選手が疲れていることは否めず、更に芝生の雨による影響は今節も確実にピッチ上の選手を悩ませるに違いない。
川崎も小林悠が先制したまでは良かったが、やはり連戦の疲れがあるのか?その後は柏に攻め込まれる時間が続く。
整理されたポジショニングでディフェンシブサードのスペースを埋め崩れない川崎の守備は見事だがそれでも一瞬足元に来たボールをドゥグラスはきめきる。
川崎の選手たちの焦りが伝わる中御厨主審のせっかち気味の笛が鳴る。
1-1のドロー。

小生の拙いブログを褒めてくださるサンガサポーターさんからのメッセージを受け取る。
「貴重な勝点3を差し上げたので札幌と神戸を絶対ボコってさっさと優勝してください!」
何で札幌なんだかわかってないが、今節は苦戦しそう。
とりわけリードを許した日にゃぁ、また菅野とか、芝がどーとか言って逃げ切りに時間稼ぎをするに違いないし。
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この試合勝てばホームで優勝の瞬間を見れる可能性は高まるし、降格圏を行ったり来たりの神戸相手にアウェイの最終戦はキツそうだしやっぱこの試合勝たせてくだせえと空を見上げて神に祈るが、無情にも空からは大粒の雨が降りしきる。

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札幌は相変わらずマンツーマン守備、前からプレスをかけてくるという出だしで、マリノスが少しもたもたするのだが、やがてマリノスが違いを見せ始める。
エドゥアルドはいないものの守備は安定し、前に押し上げチャンスを作る。
ただ、相手キーパー菅野のセービングは今節も冴えている。
いくつかこれは、という決定機を菅野が抑え、前半0-0で折り返した時には、後半複数得点でマリノスが勝つと思っていた。

しかしながら後半の展開は予想外だった。
ここ数年札幌との試合と言えば、お互いの良いところを見せあい点数を取り合うサッカーをやってきたし、勝っても負けてもそんなミシャとの戦いが心地よかった。
しかし、今節の後半の札幌は違う。
マリノスのディフェンスにさほどプレスはせず、中盤はラフプレーで攻撃を遅らせ、時間を使い、とにかく失点を許さず勝ち点1を狙ういわゆる弱者のサッカーにしか見えないのだ。

とりわけ菅野、まだリードもしていないというのに使えるだけの時間を使って試合を遅らせる。
なんせ、もともと菅野は悪役顔である。
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おそらく、ピッチ上の選手は冷静だったのだろうが、ゴール裏のマリノスサポーターから冷静さを奪い、嫌われ、試合終盤は見たまま悪役に徹していた。
しかし忘れてはならない、菅野はルール上何も間違ったことはしていない。(だから相手サポーターは苛立つのだが。。)
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ネットが揺れたのは、VARで取り消しとなった幻のゴール一つのみ。
いろんなアイディアでゴールに迫るも、連携の未熟さとピッチコンディションの悪さからか、結局ゴールを奪えず、マリノスの0-0のドローのまま試合終了。

この結果は雨によるピッチコンディションの悪さだけではないし、無論、菅野だけが原因でもない。
この試合で勝つには雨にもそして菅野にも負けない、上回れなければならないってことだ。
ただ、勝負に勝っても結果はドローという試合もあるということも受け止める必要がある。
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2位以下を突き放すことはできなかったが、次の名古屋戦は何が何でも勝ちたいわ。

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