【椿直起のこと】
マリノスユースの頃、プリンスリーグで、左サイドを駆け上がり、際どい角度からゴールを決める椿の背中にほれぼれしたのを覚えている。
名前もいい。
当時「ジャイアントキリング」にハマっていた小生、メインキャラクターと同じ苗字にマリノスのレジェントと同名なのだから、これは、きっと、未来のマリノスを支える逸材になると確信したのだ。
2019年ユースから昇格し、夏には町野を追いかけるように北九州にレンタル移籍をすると、小林監督率いる北九州のサッカーが俄然面白くなる。
これは、J3版のアタッキングフットボールではないか!
コロナ前、この年マリノスの全試合を現地で観戦した小生は、結果的に北九州の試合を生で観戦することはできなかったものの、DAZNの登場に感謝しながら時間があればJ3の試合にも食いついていた。
プレスとスピードで若い選手が相手チームを自陣に追い込む。
他クラブのサポーターであってもJ3の試合を楽しむ観客は、小生のみではなかったの違いなく、それほどまでに椿含むギラヴァンツのサッカーは面白かった。
修行にはもってこいのこのクラブで試合を重ねしっかり成長し、きっとマリノスに帰ってきてくれるだろうと、この時も信じていた。
成長速度が少し鈍ったのは、二度目の北九州へのレンタル移籍だっただろうか、一時期大きな怪我でピッチから姿が消したが、それでもシーズン終盤、元気に戦う椿をおいかけて金沢まで遠征をしたものだ。
今シーズンも椿は水戸で主力としてチームを引っ張ってきたし、そんな椿のプレーを見たくで水戸まで足を運ぶこともできた。
来シーズンは千葉ですか!
強くなりすぎたマリノスでは試合に絡むことはむつかしいかもしれないが、J2ならばどこに行っても主力選手として活躍するに違いないし、我が家からなら日産スタジアムまでの所要時間とさほど変わらないし、サマナラのカレーには目がないし、来年もJ2で修業するトリコロールはいるだろうし、機会があれば会いに行こう。
まだまだ若いし、完全移籍となったとしても、椿は更に成長してきっといつかマリノスに戻ってきてくれると信じている。
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