【W杯2022グループE第3節 日本vsスペイン戦観戦記by ABEMA見逃し配信】大然・必然

<大然・必然>

試合開始の時は仕事で疲れてぐっすり眠っておりまして、起床後ネットニュースを見て驚いた。
ドイツに勝つチャンスはあると思っていたし、コスタリカに負けるかとも思っていたが、よもや無敵艦隊のスペインを下すというのは想定外。
就業時刻になっても日本はお祭り騒ぎ、睡眠不足の一日が始まった。

そんな中、マリノス一番の小生は冷静に仕事をこなし、休日に移ったタイミングで見逃し配信を楽しむことにした。
結果は分かってはいたものの、わかっていたがゆえに俯瞰するように観戦するとこれはこれで面白い。

そしてみれば見るほどこれは、日本のチーム編成含めた総合力と戦術の勝利だろう。
ワールドカップ、死のグループと言われた対戦相手といかに戦うか?を何度も検証したに違いないし、その中で考えうるベストメンバーを選定し、それぞれの選手の経験と特徴を最大限に引き出す戦術を編み出した成果なのかなと。
力の差は確かにあり、いきなり先制されたものの、その後は5-4-1で網を張る。

大然は、まさにポステコグルーのサッカーで学んだ前からの守備で、相手の縦のパスコースを消しアタッキングサードにボールを寄せ付けない。
スィッチを入れると決めた時間まで、長い長い我慢が延々と続くが、それでもやはりマリノスで闘ってきたときのように何度も動きなおし、落とすことなく走り続ける。
温暖なカタールでスペインの選手の体力は徐々に落ち、前半終盤、徐々にスペースが生まれるようになる。

センターフォワードに配された選手が前田大然でなければこの試合は勝てなかったであろう。
後半スペインこそが我慢の時間となることを予測し、後半開始と同時にスィッチを入れる。
日本の同点弾は、大然のキーパーへの二度のプレスから始まった。
ここに伊藤のチャレンジと堂安の思い切りで生まれたまさに目の覚めるようなゴラッソで、試合の流れは変わった。
0_IMG_2696大然.JPG
大然、ホント、マリノスに来てよかったわ。
次の試合は、歴史に名を刻むゴールを決めて欲しい。

にほんブログ村 サッカーブログ 横浜F・マリノスへmbh-banner

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック