<有終の美飾れず>
コロナ禍に突入後ユースの試合も無観客試合となり、J1のスケジュールもタイトとなり、観戦機会は激減した。
そして高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST最終節が今年最初で最後のユースの試合生観戦。
プレミアリーグEASTは前節時点で川崎ユースに優勝の座を明け渡す結果となったが、マリノスユースも堂々の2位で締まることが最終戦の前から確定しており、今節は消化試合となるものの今年の締めくくりに有終の美を飾りたい。
保土ヶ谷公園サッカー場にはマリノスユースのファン以上に柏ユースのサポーターの数が多く集まった。
小生、二種登録の内野航太郎も松村晃助もプレーはもちろん観るのもこの日が初めてでその実力を知る観る機会になったが、さすがはマリノスユース、プレミアで上位を維持するだけあって上手い選手が多い。
確かにユースも数年前に観ていた高校生版ポステコサッカーからマスカットサッカーに進化していてとりわけ守備の危うさを補うオプションができている。
ただ今節の柏ユースはとてつもなく泥臭く、陣形が崩れた隙を逃さず襲いかかる。
前半0-1で折り返し。
後半早々に内野の技ありゴールで追いつくが、マリノスユースは徐々にペースを崩し始める。
今節は柏の勝ちにこだわる気持ちが圧倒的に強い、いや強すぎる。
声出し応援は禁止のはずだが柏サイドはスタンドからの声掛けがひっきりなしに飛び、これにはさすがに少し微妙な空気が流れる。
そしてミスからの痛恨の失点。
その後、柏ユースは、マリノスにゴールを割らせない陣形となり、なかなかボールを繋げない。
終盤柏ユースの選手に一体何枚のイエローが出たんだっけ。
結果1-2での敗退。
柏サイドの余りの喜びようと、育成組織であるにもかかわらず反則を何度も犯してまで勝ちに行くサッカーをするチームに少しばかり違和感を感じてはいたのだが、試合後JFAのHPを観ると、柏ユースは残留争いしていたのね。。
43番の白須健斗のボール捌きには類稀なるセンスがある。
まだ一年、これは楽しみだ。
有終の美を飾ることはできなかったけれど、この中からまたトップチームで活躍する選手が出てくるかもしれないという期待とワクワクをほんの少し思い出した。
来シーズンはもう少し現地観戦が出来れば良いなぁ。
さて、身体も冷えたしごぼう天うどんをすすって家路に着きますか。
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