【レオセアラのこと】
2022年J1リーグアウェイセレッソ戦、長居の地で負けた記憶しかない試合で2-1のビハインド、最後まであきらめてはいなかったけれど試合終了前にレオのヘッドが決まった。
あの劇的な同点弾は、印象が強く、あの一撃でようやく長居での連敗記録に歯止めをかけた。
貴重な勝ち点1。
ビハインドから追いついた試合が3つ足りなかったら、今年のマリノスの優勝はなかったのだ。
もしかすると、あの一撃でセレッソはレオ獲得に動いたんじゃないかって思うくらいのインパクトだった。
レオの魅力はその見事な決定力だと思われるかもしれないが、最大の魅力はチームへの献身力だ。
前から、ボールを追い、サボらない。
チャンスにもベストなプレーを選択する。
チームファーストの精神は、マルコスをはじめとするブラジル人の先輩から学んだのかもしれないが、チームへのフィットも早く、あっという間にマリノスのフォワードとしての資質を開花させた。
アンデルソンロペスの欠場中は大車輪の活躍で攻撃陣をけん引。
先発出場が決して多くない中で2桁得点を稼ぎだしたのは、彼の献身があってこそだろう。
思えばあっという間の2年、もう少し一緒に戦えると思っていたので少し寂しいし、来年は敵として対峙するかと思うと嫌な存在ではあるけれど、また大阪長居で元気な姿を見たい。
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