【札幌農学校第2農場に立ち寄った】
試合前日札幌入り、試合当日は朝から近くの北海道大学のキャンパスを散歩した。
北海道大学のキャンパスはJR札幌駅からすぐではあるが、その敷地面積は本州の大学では想定できないほど広大だ。
地下鉄の駅で言うと端から端まで直線距離で2駅先以上なのは確かで一体札幌ドームが行くつ入るのだろうかと考えてしまう。
敷地の中央を延々と走る一本道を歩きながら左右を眺めると学校創設当時から現存する建物から近代建築の建物が徐々に増え、時代の変遷を見ているようで面白い。
札幌農学校第2農場はその一本道の終着地点の先にある。
門をくぐると一気にタイムスリップをしたような気分になる。
真っ白な雪の上に佇む赤い屋根の建物の数々は当時としては最新鋭の設備だったに違いないが今の人たちにはいずれもレトロという言葉がふさわしく全体で独特の雰囲気を作り出している。
この地での成果がなければ小生たちは大好きなアイスクリームやチーズはもちろんフレッシュなミルクさえいただけなかったかもしれない。
そんなことを考えるとこの極寒の地で日本の酪農の基礎をきずきあげた学生と教師たちに敬意を表さずにはいられない。
この記事へのコメント