<冷たい雨、熱い応援、熱いゴール>
3/18ホーム鹿島戦はあいにくのお久しぶりの雨、しかも3月中旬とは思えぬほど寒い。
前節、札幌遠征で厚着をし過ぎた小生は、またもあてを外し今節は薄着で震えながら日産スタジアムに到着。
スタジアムの気温は8℃前後だったと思うが体感温度は更に2℃程度低かったか?
コンコースの売店で購入したホットコーヒーが5分もすれば冷めてしまうほどで、屋根のない席はしとしと雨に打たれながらの応援、いや選手はもっと寒かっただろう。
しかし、試合はThe CLASSIC、この伝統試合への気持ちの強さは、マリノスサポーター独特のものだろうが、前節の敗退からのリバウンドメンタリティもあってか強く、試合開始から火花が散る素晴らしい試合が繰り広げられる。
前半はスコアレスドローの折り返し。
いずれもゴールを決めきれず、いや若干押され気味のマリノスも集中した守備で無失点で乗り切った。
後半、松原の一攫千金のビューティフルゴールに日産スタジアムのスタンドは弾けた。
前節の体調不良を振り払うかの如く熱く抑え気味で、スピードのあるミドルシュートがゴール左隅に突き刺さった瞬間の爽快感に酔いしれる。
まさにマリノスの偽サイドバックによるポジショニングからのベストゴール、ケニー、あんた確かにマリノスの戦士だわ。
先制された鹿島は唐突に自分達の正体を現す。
勝つためなら容赦なくなんでもするオラオラサッカー、これはこれでありなのだろうけどなんだかあまり好きではない。
カードは飛び交い一触即発の状況が続く。
鹿島の試合では勝点への執念というか怨念に近いものを時折感じることがあるが、今節の鹿島は紛れもなくそのオーラが強かった。
終盤は押し込まれる展開とそこからのカウンターチャンスが交互にやってくるもマリノスが逃げ切り今回のThe CLASSICもマリノスが制す。
ギリギリの勝利だが、勝利のThe CLASSICの喜びはひとしおだ。
日産スタジアムの芝は降り続く雨をしっかり吸収しゲームへの影響を最低限に抑えたことで、現時点で五分と五分の実力の試合でほんの少しだけマリノスを有利にしたかもしれない。
気がつけば必死の応援とケニーのゴールが寒さを吹き飛ばしていた。
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