<三ツ沢ビジター席で見た異様な風景>
アウェイFC横浜戦、今まで一度たりとも取れなかったチケットを今年初めてゲットした。
アウェイ横浜FC戦の生観戦が初めてとなった小生、三ツ沢のアウェイ席で観戦するのも初めてで、何度も足を運んでいるスタジアムであるにも関わらず、なんだか違うところに来た気分。
バスを降りてからシートに到達するまでにいつもと異なるルートでぐるりとまわりゴール裏ビジター席で自分の席を探す。
三ツ沢だけどここはアウェイだ。
マリノスサポーターを歓迎するアナウンスからマリノス選手紹介の間のホームゴール裏からの絶え間ないブーイングには嫌な気分になる。
ビジターといえど、この時代にこんな失礼な歓迎をうけることは他のクラブではまず無いぞ。
相手チーム、選手へのリスペクトのかけらもないFCサポーターのみなさんには早くJ2にお引き取りいただきたいと心底思うのだ。
メインスタンドの半分はマリノスのサポーターが埋め尽くし、マリノスのホームゲームよりも広めに取ったビジター席も満杯。
ゴール裏から発されるコールの声量もいつもの1.5倍はあって場内アナウンスは全く聞こえない。
ダービーとはこういうものか、マリノスゴール裏にもやはりいつものゲームと異なる殺気だった雰囲気が確かに宿っている。
首位のマリノス、17位の横浜FC、負けるわけにはいかないダービー。
そんな中での1-4の敗退は流石に受け入れ難かっただろう。
相手ゴール一点目、二点目は確かにゴラッソだったかもしれないがそこからが良くない。
前のめりになりアタッキングサードに押し込んでからはカウンターの餌食になり続ける展開。
間違いなく今年のワーストゲームに、試合後ゴール裏から選手たちに手洗いブーイングが浴びせられる。
前半のチャンスで決めきれなかったことが試合を難しくしたのは事実。
ただ、このところ難しい試合でも勝ち点を積み上げてきた中で、他のクラブとは異なる感情を持って応援しているサポーターにとっては、この試合に限っては不甲斐なさが強調されたのだろう。
トリコロールの戦闘服を身にまとい信じられないほど静かな集団が横浜駅への坂道を降りていく。
何もかも皆いつもの三ツ沢と異なる風景を思い出しながら、それでも選手たちのリバウンドメンタリティを信じたい。
いとーしょー、おま、えが、決めんなよー。
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