<女神が回したミニパラ>
セレッソ戦は鬼門だ。過去10年、セレッソの試合に勝利したのはたった1度きり。
そんな縁起が良いとは言えない試合にうちに会社の女子約一名が初参戦したいという。
来るもの拒まず、マリノスファンであろうが無かろうがマリノスの応援に試合に来てくれる社員がいるならば最高のおもてなしをするのがTakomanの流儀。
ユニフォーム付きチケットを準備し、ミニパラを事前購入し、スタグルを案内。
小生と違って酒豪の彼女はレモンサワーセット・タンブラー・氷を自宅から持ってきて、試合前からゴール裏スタンドで1人宴会を始める。
しかし試合が始まると座ることなく、手拍子も怠らず流石は酒豪で全く酔っ払う様子なく、自宅で予習してきたチャントでしっかり応援していた、と思う。
流石は小生、日頃の教育が行き届いているらしい。
セレッソが鬼門であること、負けたらせっかく購入したミニパラも開けないことは事前に通達済。
ボールを持つ時間は圧倒的にマリノスが長いのだが、この試合も前半決定機を何度逃したか。
バーに嫌われ、なかなかチャンスはモノにできず、それでもゴール前で振り回してヤンマテウスのヘッドでマリノス先制!
続けてエウベルのゴールも突き刺さり、2-0で折り返し。
後半しんどい時間もあったものの見事に2-0のまま鬼門セレッソを打ち破った。
うちの女子は勝利の女神か、もしくは毒を持って毒を制したのか。
試合後まっさらのミニパラを嬉しそうに回す姿を見ているとこれは前者だ、来てもらって良かったと心から思ったわ。
初めてのマリノス観戦で気持ち良い勝利は彼女にとっても良かっただろうし、鬼門を破れたのが女神の力であったと考えたならこれはWIN WINだ。
安酒ではあるが試合後、念のため新横浜駅前の居酒屋で女神に御神酒を献上しておいた。
是非ともこのままマリノスを優勝させてくださいまし。
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