【天竜二俣まで足を伸ばしてみた。】
浜松から出ている遠鉄電車の最終駅西鹿島から天竜浜名湖鉄道に乗り換えてトータルおよそ40分ほどで天竜二俣駅に辿り着ける。
天竜浜名湖鉄道は一両編成の第三セクターのローカル線で、本社のある天竜二俣駅はエヴァンゲリオンの第3村のモデルにもなった場所。
重要文化財となる駅舎の趣きある雰囲気と古い車両が並ぶ車両倉庫は、映画の世界に旅客を誘う。
駅から少し歩いた陸橋からは転車台を望むことも出来、のどかな街並みの中心にこの駅舎と車両が溶け込んでいる。
1キロほど歩き急勾配な石段を上った先には武田と徳川の激戦の地である二俣城が当時の面影を残す。
二俣川と天竜川にはさまれたこの地での攻防戦は目を閉じれば容易に思い浮かべることができる。
そこから更に1キロほど歩くと鳥羽山城跡の展望台に辿り着く。
今や石垣しかのこっていないが、それでもその場に立てば当時の建築物や合戦の様子が想像できる。
往復で半日強のプチ観光だが行ってみる価値は確かにあるだろう。
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