【2024J1リーグ第6節ホームvs川崎戦観戦記】”らしくない”川崎

<らしくない川崎>

ここ数年優勝争いをしてきたお隣のチームとのダービー。
お互いボールを握り自分たちのペースに持ち込もうとするスタイルで、勝ったり負けたりではあるもののいずれもタフ見応えのある試合を繰り広げてきた。
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連戦2試合目、どうしてもパフォーマンスが落ちる平日ナイターでこのカードは少しばかり勿体ない気はするけれど、タフなゲームを期待した。
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ただ今年の川崎に思ったほどの迫力を感じない。
今節スタメンの宮市の抜け出しを警戒したのか、決してプレスは強くなく、最終ラインに畠中が戻ってきた効果もあるのだろうか、マリノスの意図通りにボールが通る。
今節の川崎は“らしくない。”
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前半はマリノスのペースで試合は進み、チャンスも何度も訪れた。
いやもう一体何度誤って拳をあげてしまったか。
これほどチャンスがありながらフィニッシュが決まらないとは。

反面、川崎の反則の数がやたら多い。
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まるで昔の湘南のように、遅れてのアタックが多く最初はある程度流していた主審が出すイエローカードがかさんでいく。

今節の川崎は“らしくない。”
一体エウベルをどんだけ削ったら気が済むのかってくらい削られ、その代償がイエローだけってのがなんだか悔しい。
後半、20分ついにエウベルがピッチで座り込む。
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いやー、やばい。
次節中3日で神戸だぞ?

ついで川崎はマルシーニョにレッドカード。
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エウベルの敵討をするには絶好のチャンスだ。
ここで川崎は完全に割り切った。
アウェイマリノス相手にドローは悪くないってか?
とにかくプレーを切り時間を稼ぐ。
川崎、最後の交代カードは大南。
鬼木監督のメッセージは明白だ。
今節の川崎は“らしくない。”
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いやいや、優勝候補同士のダービーですぞ?
アディッショナルタイムは11分、ゴールに何度も迫るも、決めきることができないマリノス。
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時間はあるものの焦りがあったのはマリノスの方かも知れず、最後の最後はらしくない川崎病が伝搬する。
守りきった川崎とゴールを奪いきれなかったマリノスによるスコアレスドロー。
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次こそはフォワード陣のゴールが見たい。



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