【2024ACL 決勝第2戦vsアルアイン戦観戦記@HUB】深夜の東京、静けさに包まれて

<深夜の東京、静けさに包まれて>

日本時間土曜日の深夜の試合にいったいどれほどの人たちがこの試合を観たのだろうか。
Jリーグの代表チームがアジアの頂点に挑むこの一戦。
横浜F・マリノスにとっては全くもって未開の話、ここまでだって出せる力全てと恐るべき運をもって耐えに耐え抜きながら、ギリギリのところで襷を繋いできた結果である。
ホームでもギリギリのところで1点をリードしたが、相手の実力がマリノスに引けを取るとは思えず異国の地で今節完全アウェイ。
alain4.jpg
現地観戦する知り合いサポーターの皆さんを羨みながら、裕福でなくては行くことができぬアウェイの地は無論、この時間横浜にさえ行けない小生、それでも自宅で観戦して家族に嫌われるよりはと、近場都内のHUBのサッカーパックを予約することにした。
alain2.jpg
深夜のHUB、折下前座?はマンチェスターUvsマンチェスターCのダービーがギリギリまでやっている中で続々と都内のマリサポ集まってきた。

遠く中東の地で闘う、マリノスの雄姿がかすんで見える。
この試合、不運もあったがそれ以上に力の差を確かに感じた。
ポープが退場となって、数的不利の闘いではあったけれど、それ以上に相手の戦術、スキルともマリノスを超え続けた感がある。
今節マリノスがあげた1点も個の力によるもので、チームで崩し切ったわけではなかった。
alain5.jpg
前節からマリノスを研究し、異なるプランでこの一戦にかけてきたアルアインにこの試合勝利する権利があったことは認めざるを得ない。

今のマリノスはアジアの頂点には足りなかった。
試合終了ととともに静寂に包まれる東京のHUBで悔しさをかみしめる。
見ることができなかった新たな景色を目指して、また一から険しい道のりを上る日々が始まる。

alain1.jpg

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック