【2024J1リーグ第13節ホーム戦広島戦観戦記】病み上がりの勝利はでかい

<病み上がりの勝利はでかい>

先週末から体調を崩してしまい食いしん坊の小生が3日間毎日うどん一杯でなんとか調子を戻した小生、完敗だった町田戦を見返すことなく水曜日を迎えた。
宮市が放った今シーズン初のゴラッソさえ見返すことも無いなんて、身体だけでなくメンタルも少しばかり病んでいる。

先制してからの逆転負けが4つで2連敗、これも一種の病気じゃないかって今シーズンだが、長年マリノスのサポーターをやっているともっと辛くて厳しいシーズンは何度もあったわけで、考えてみりゃ次こそ勝つ!とスタジアムに通っているうちにトリコロールから離れられなくなったことを今更ながら思い出し、この性格、競馬でもパチンコでもなくマリノスに向いて良かったなんてつらつらと考えながら歩いているうちに三ツ沢に着いた。
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相手は強敵のサンフレッチェ、なかなか勝てないマリノスがどう言う布陣で来るかと思いきや前節から一枚替え、いや大丈夫か。相手強いぞ?という不安はあるが、久しぶりのバックサイドから見渡す三ツ沢のぎゅうぎゅうのゴール裏の風景はやっぱり迫力と美しさが両立していて壮観でマリノスの復活を信じるサポーターの熱量を感じるし、目の前のピッチで躍動する選手たちを見ると気持ちが昂ぶる。
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あっけない失点からの前半の同点弾、後半終盤に差し掛かっての失点からの逆転勝利に身体の底から重さが消えた。
嬉しいなんてもんじゃない。
なんだか今年のベストゲームなんじゃねえかって気分だ。
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スコアだけを見ると確かにベストゲームっぽいのだが、振り返ると、1-1の後半7分から広島相手に数的優位という状況で攻め立てているのにシュートの精度は上がらないし、2失点目なんぞは大島があの位置でボールを持った瞬間にやられたと思ったし、足ッショナルタイムの試合の終わらせ方も美しくなくヒヤヒヤしたし、まだまだ強いマリノスには程遠いとは思う。

それでも目の前で見た勝利は確かに劇的だったし、逆転、そして勝利の瞬間スタンドにいる老若男女全てのマリノスファンが笑顔で拳を突き上げた。
トリパラの風景が病み上がりの身体を癒していく。
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諦めかけていた週末の札幌遠征も行く気満々。
勝ったら勝ったで次も勝利が欲しくなる病気は死ぬまで治ることは無かろうが、小生の身体同様、この勝利を機にマリノスが回復してくれることを切に願う。

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