<目が覚めた>
アウェイアルアイン戦から中2日の柏戦。
なんとしても勝利が欲しい試合ではあるものの、この日程はかなりキツイ。
日本でHUBで観戦した小生でさえ、睡眠不足は否めないのに灼熱の国で試合をして帰国後充分な準備をすることもできないままリーグに挑むのだ。
主力陣に怪我人も少なくなく、特にセンターバックは火の車。
対する柏レイソルは守備の安定化が進み崩しきれない印象で決して簡単ではない戦いになることを予想してはいた。
ただ、日産スタジアムのスタンドから見るピッチ上の選手はHUBのディスプレイから除くそれとは全く異なるチームを見ているような印象。
生き生きとボールをつなぎ、ゴール前に侵入する。
試合開始早々、ゴールの匂いがプンプンする中で今のうちに先制点をとっておきたいという気持ちが叶ったのか?いきなりPKチャンスが舞い込む。
これをアンデルソンロペスが決めて先制。
いやいや、今のマリノス先制した後が大事なのよ。
全く安心できない。
とりわけスタンドから見る細谷はテレビの代表戦で見るそれとは別物のようでとにかくデカくむしろエドゥアルドやポープがか細く見えるほど存在感がある。
ただ今節のマリノスの安定感がそれを封じ続けた。
ACLでの強豪チームとの闘いがこのチームを育て結果がこの試合に還元されたと思える試合運び。
前半終盤の永戸のシュートで目が覚めた。
これは相手もノーチャンス。
地を這うようなシュートは相手ディフェンスを避けるようにゴールに吸い込まれる。
もう未来しか見えなくなった。
気になるの後半の持続力。
最近の試合は終盤になるにつれパフォーマンスが著しく低下するのが悩みの種だったわけで。
終盤に近づくにつれ怪我明け直後でまたもや今節削られたあまじゅんは明らかに辛そうだし、ヤンマテウスは間違いなくバテている。
ポープは怪我で飯倉に交代でカードを一枚使っている
それでもマリノスの前への意識はいつもよりも高く押し込む形で3点目。
80分を過ぎた頃、飯倉が試合を締めにかかった時点で勝利を確信した。
アディッショナルタイム6分間もなく笛が吹かれるというところでロペスがダメ押しのハットトリック。
柏に撃たせたシュートはわずかに2本?
久しぶりの勝利に酔いしれる。
目が覚めた。
次節またもや、よみがえりつつある鹿島を相手に戦うことになるけれど、まずは連勝、見逃した景色を見るべく一歩一歩階段を昇って行こう。
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