【2024J1リーグ第16節ホーム鳥栖戦観戦記】ゴールを破れない病、発症

<ゴールを破れない病、発症>

2連敗中の横浜F・マリノス。
昨年度シーズンオールで19勝7分8敗
優勝した2022シーズンオールは20勝8分6敗
つまり優勝争いをする上でシーズンオールで落とした勝点を折り返しまでで落としてしまった計算になる。
よもやここまで調子を落とすとは想像できなかったという人も多いだろうし、小生もその一人でモチベーションを保つのに必死ではある。
今年のマリノスが勝てない理由は色々あるとは思うけど、プロセスと結果を見返しても全てが言い訳にしかならない。
今日こそは!と信じてニッパツにやって来た。
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バックスタンドF列はサッカー観戦にはベストな場所で、丁度背中が通路なので立ち上がっても迷惑はかからないし、ゴール裏も俯瞰出来るし、選手の表情や息吹を感じることもできる。
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とにかくピッチに近いので迫力満点。
今節マリノスは出足がとても良く相手のプレスをしっかり避けながら攻撃を仕掛けることができていたので、これは勝てると思った。
渡辺皓太とキー坊が上下で動きながらダブルボランチ的な動きをすることで気持ちよくボールが回っている認識。
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前半40分まででチャンスは20回程度、シュートは10本ほどか、相当鳥栖を脅かしていた認識でこの間にゴールを奪えなかったことが全て。
40分頃に小休止の中で選手同士がコミュニケーションを取っていたが、マリノスが鳥栖の攻撃にハマり始めたのがこの直後からでボールが前に繋げなくなる。
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今シーズン、試合の中でフワッとした雰囲気になることが度々あって失点はそんな時にやってくる。
前節も前々節も、そして今節もゴールの数タッチ前からやばいやられると言う予感はスタンドからも感じ取れた。
相手に先制されモチベーションを保つのが厳しそうな雰囲気がピッチにも漂う。
ロペスが苛立っているのも明白で、キー坊は全速力でボールを追いかけピッチを鼓舞する。

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ただ、前線の選手を増やしてパワープレーを試みても、アタッキングサードは明らかに渋滞し、シュートコースは無くなるばかり。
後半放ったシュートは15本だが枠に行ったのは何本か。
奇跡を信じて祈り続けるも、無常にも笛は鳴る。試合後目の前を歩く選手達の厳しく険しい表情もF列席ならよくわかる。
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ここ3試合1得点ずつしかとれておらず、遂に今節ノーゴールとは、最近のマリノスでは考えられない低空飛行だ。
次節は昨年と打って変わって調子をあげているガンバで、鳥栖に負けているチームにとっては色んな意味で強敵となる。
それでも小生は大阪に行く。
何かきっかけをつかめればまたゴールを量産できるようになることを信じて。

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