<勝ちに飢えていた。>
怒涛の10連戦中に破竹の?4連敗。
選手も疲れるけれど、家族のメシを食わせるために日夜働いてるサポーターも疲れるわけで、このところ仕事かマリノス以外の情報を取得している余裕もない日々。
極力スタジアムに足を運びたいし、水戸は山田康太を追いかけて二度ばかり行ったこともあるけれど、翌日の仕事に支障をきたすわけにもいかず今回はHUB。
なんとか勝って欲しい一心で、縁起を担いで天皇杯で優勝した2013シーズンのアウェイユニを箪笥から引っ張り出しての観戦となった。
水戸はJ2リーグでも現時点17位と苦戦しており、カテゴリーを考えてもマリノスが決して負けてはいけないクラブのはずなのだが、抜け出しからあれよあれよと2点を叩き込まれてビハインド。
ただここで気持ち折れなかったのが救いだ。
スタジアムではなかなか選手の表情をうかがうことはできないが、HUBの大型ビジョンに映し出される選手たちのアップを見るかぎり、全く諦めてもいないし、むしろ闘い、生き残ろうとする野獣のような鋭い表情。
マリノスは徐々に布陣を変えて自分たちのペースを作っていく。
それでも崩しからのゴールは一点のみで、もう1点は天野純から植中のセットプレー。
モニターから延々と流れるマリノスゴール裏のチャントはHUB内にも伝染し、あちこちで手拍子が始まり徐々にそれが一つになっていく。
本当は延長に入ることなく勝ちたかったけれど、またもやPKにもつれこむ。
最初のシュートを飯倉が止めたのは大きかった。
J2の水戸になんとか勝てたということでこれほど喜ぶのことに周りはどう思うかわからないが、サポーターはそれほど勝ちに飢えていた。
PKでもなんでも良くて、とにかく勝ち進むことが大事だった。
この試合はこれで良しとしたい。
120分戦い続けたことで、疲労の残ったまま週末鹿島と闘うことになるけれど、もう一度上を向いて進むこと気力を貰えた気がする。
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