<茨の道のその先も>
長く厳しかった2024シーズン、いよいよ今節が最後の試合。
実に61試合というゲームをやり切っただけでも途轍もない偉業だったと思う。
思えば監督交代にはじまり、怪我と闘う選手も多く、試合間隔も短くこれほど茨の道という言葉がしっくり来るシーズンはなかなか経験出来ないし、Jリーグの中でもこれほどタフなシーズンを経験しているチームは稀有だ。
マリノスのスタメンは怪我人を考慮してのベストメンバー。
かたや、名古屋は今年で引退するランゲラックはベンチ外で武田がゴールマウスを守る。
最後は有終の美を飾りたかったけれどこのメンバーにして結果は0-2の完敗。
名古屋は充分すぎるほどマリノス対策を打って来ており、これがしっかりハマった形。
本来であればマリノスはそれを上回らねばならないが、今節は攻撃でそれができなかった。
ようやく6連勝し調子が上がって来たとは思っていたが、茨の道のその先も茨の道なのかも知れない。
セレモニーでようやく気づいたのが、このメンバー30人全員の中で試合に絡まなかった選手が一人もいなかったということ。
GKまで含めて全員が試合に絡んだクラブも稀有だろう。
あっという間に来シーズンがやってくる。
来年も茨の道が続くとは思うけれどそれでもその道をマリノスと一緒に歩いていく。
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