【水沼宏太のこと。】
2019年の優勝の時はダレ・カンピオンをうたいながら自然と涙がこぼれ始めた後、それを止めることができなかった。
待ちに待ったJ1リーグ制覇、マリノスの応援をはじめ、なかなか中位から脱することができず、苦しいシーズンをいくつも経験してきた中での達成感がとてつもなく大きかった。
2022年のノエビアスタジアム、緊張感を振り払うように声高の応援をしていた中で、西村拓真がゴールを奪った瞬間、再度の優勝を確信した。
今回は泣くまいと思っていたが、3点目を叩き込んだテルを抱きしめる水沼宏太を間近で見るとやっぱり涙腺が緩んでしまう。
マリノスにトップ昇格はするものの、マリノスに戻ってくるまでに実に10年の歳月を要し、その間、相手チームの選手として何度もマリノスの前に立ちはだかり、よもやマリノスに帰ってくるなんて思ってない時期もあった。
帰ってきてからは、すべての意味でこれほどまでに強い味方はいなかった。
チームとして良い時も悪い時も、本人が試合に出ているときも出れないときも常に、彼はチームのムードメーカーであり、お手本となってきた。
マリノスに対する熱い気持ちをチームに対してもサポーターに対してもいつも最高の表現をしてくれていた。
今年の契約合意も順当だと思っていたしこれから始まるシーズンにおいてもチームりーどしてくれると思っていたけれど、海外からのオファーでは仕方がないよなぁ。。
マリノスを応援し続ける限り、また、水沼宏太とは再び会える確信はある。
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