【2025J1リーグ開幕!大阪ダービー観戦記】<パパスの笑顔を誰が見た>

<パパスの笑顔を誰が見た>

ピータークラモフスキーがエスパルスの監督に就任したのが5年前、その後、マリノスでコーチ経験をし卒業した指導者がJリーグの監督になっていくケースが急増している印象。
今年は、FC東京に松橋力蔵、ジュビロ磐田で、ジョン・ハッチンソンが監督デビュー。
そして、セレッソ大阪にアーサー・パパスが日本に戻ってきた。

2025J1リーグオープニングマッチは金曜ナイトゲームで大阪ダービー。
業務終了後、アーサーパパスと畠中見たさにDAZN観戦したが、想像以上にアーサーパパスの戦術の色が強く出たゲームだった。
昨年までのセレッソとは全く異なり、統率が取れたコンパクトな布陣で、ポヤトス体制の下完成度を高めているはずのガンバの選手を翻弄する。

前半こそ、1-1で折り返したものの、後半のガンバは、黒川のゴラッソ以外に見る影もなかった。
まだ開幕したばかりで、連携部分でのミスはちらほらとあるものの、5レーンを意識した布陣の徹底は今、マリノスが目指している姿に近いものを感じた。

昨シーズン、大幅に失点数を減らすことに成功したガンバ相手に5ー2の圧勝。
ガンバサポーターにとってはいかに悔しい試合だったろうか。
ストーブリーグではその人数はともかく、派手さを感じなかったのだが、チームとしては適材適所の補強に成功しているのかもしれない。
このまま完成度をさらに高めていくことを考えると末恐ろしいチームになる。

試合終了の笛がなったときに一瞬うつった、アーサーパパスの満面の笑みがとても印象的だった。


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