<後半20分からの悪夢>
昨年のアウェイガンバ戦、もう思い出したくもないほどケチョンケチョンにやられたことをしっかり覚えている。
思い起こせば夏場の暑い夜、JR茨木駅から初レンタサイクルで挑んだ試合で急勾配を登りきってスタジアムに到着した時点でへとへとになっており0-4の敗退、その後もレンタサイクルでスタジアムに挑んだアウェイゲームはことごとく敗退していることに気づいた。
どうもアウェイの地でチャリを借りると言う行為には災いがあるのでは?と思うよになり、結果今年の清水戦以降、当日のチャリは封印することにした。
今節は福岡戦から中2日。
厳しい闘いになることは想定していたが、スタメンには驚かされた。
前節も後半相応に交代カードを使い、次節を意識した采配によるものと思ってたのだが、前節からフィールドプレイヤー9人を入れ替える完全ターンオーバー。
これ想像以上にハマった印象で、恐らく前半ガンバの方が準備してきたことがハマらず、戸惑っていたように見える。
マリノスはフレッシュなメンバーが躍動し、確かにチャンスを作っていた。
足りないのは最後の精度のところで、このチャンスを活かせないままスコアレスで折り返す。
そして、後半15分に待望のあまじゅんのゴール。
「やっぱり昨年の敗因はチャリか。」
そう確信した次の瞬間から悪夢は始まった。
後半25分からの瓦解はあまりにもショックだった。
前半の闘いぶりが嘘のように、相手にペースを握られ、翻弄されていた。
ただ残留という重い責務を課せられた選手たちは失点してしまうとメンタルの中でそれを跳ね返すだけの力がでないのかもしれない。
どうやら昨年の敗因はチャリではなさそうだ。
ただ、懇切前半のあのワクワクもきっと本物だ。
もしかすると、もう少しメンバーは動かしていっても良いかもしれない。


この記事へのコメント