<毎試合横浜ダービー>
まさに首の皮一枚で残留圏ギリのところにいるマリノス。
実際のところ、新潟、湘南など残留争いをしている他チームも勝点を奪えない状態が続いているだけで、マリノスが踏ん張って残留圏を維持しているわけではない状況。
そんな中でこのところ調子が上向きの横浜FCと湘南の直接対決は1時間早く試合開始。
1-0で横浜FCリードの状態で前半を折り返している。
マリノスがFC東京相手に引き分け、もしくは敗退なんてことになってしまうと降格圏に逆戻りとなる今節。
何がなんでも勝利が欲しかったこの試合、マリノスも徐々に攻撃の形はできてきていると感じるものの、前半は0-0で折り返し。
数少ない決定機は決めきれず、谷村海那のセットプレーからのシュートはVARでノーゴール。
いてもたってもいられず、ハーフタイムにコンコースで他会場情報をゲットすると、横浜FCは1-0のまま逃げ切っている。
そんな中でのキャプテンキーボーのヘッドがゴールを破って先制。
この瞬間、FC東京は前節のマリノスの如くチームの制御が崩れる。
谷村海那の連続ゴールで3-0となったのは62分のこと。
あと30分、試合終了までのこの30分はまるで熱い風呂に入って指を折って数えているような気分だった。
残留争いの経験値が圧倒的に低いマリノスが耐え切れるのか、不安のなかで祈りながらピッチと時計を交互に見る。
人間、調子の悪い時は、人のせいにするもので、今節ばかりは審判団に対する不満を強く感じる。
ピンチでキリキリする時間、甘い2失点、イライラに耐えてなんとかもぎ取った勝点3。
勝利の喜びはほんの一瞬。
今節も首の皮一枚で残留圏を維持。
あと6試合、残り試合は強いチームばかりで、直接対決ではないものの毎試合横浜ダービーとなる予感。
厳しい状況は何一つ変わらない。


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