<マリノスの鬼門、海那の天敵>
残留争い、しんどいです。
今年の柏レイソルは強いし、面白いサッカーをする。
もしかすると本来マリノスが目指していたサッカー、アタッキングフットボールはこれなのではないかと思うことさえあるくらいで、チームプレーの精度は上がるばかりだ。
リカルド・ロドリゲス監督は極めて優秀な監督であると思われ、彼が徳島の監督をしていた頃から
その手腕に注目してはいたけれど、柏ではたった一年でこれほどまでに成果をあげるとは、いやー、ウチとは対極的だわ。
そんなチームに今年は0勝3敗、それでもこのところ少しずつ手ごたえが出てきたマリノス、正直その完成度では足下にも及ばないが、勝てないわけではないとは思っていた。
実際に前半、試合開始後谷村海那のシュートが突き刺さるまでは、ロングボールを多用し押し込むマリノスの戦術で充分闘えていたと思うし決まった瞬間のゴール裏の喜びよう、それはもう一際だったもの。
ただレイソルはピッチの中で徐々に修正をかけていくし、彼らの良さを出していく。
後半途中から大島監督は、戦術をカウンターに切り替える。
これも、ある程度は効果はあったように思うけれど、やはり、柏はピッチの中で修正し、結果として彼らから得点を奪えないまま笛はなった。
今年のマリノスは柏に4戦全敗という散々な結果となったが、これは監督人選の差がそのまま結果として現れたということ。
もう少し時間があれば、きっと勝てていた気もする。
決してスーパーな選手ばかりではないこの布陣をここまで闘えるチームに引き上げたコーチングスタッフという点で今節の点差以上の差があるわけで今のメンバーを責めるのは酷だと思う。
2試合連続で、ゴール取り消しとなった谷村海那、まあJ2では経験ないもんなぁ。
昔は全く勝てなかった日立台は、マリノスの鬼門に戻りつつあるし、VARは海那の天敵ではあるけれど、いずれも、自分たち次第で変えることができそう、という希望は持てる内容だった。
現地にいて、これほど近く、選手たちの表情もよくわかる観戦、選手はホントに闘っていたよ。
重圧を跳ね返し、絶対残留しよう!


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