【大逆転残留を決めた今だから言えること。】
第17節のホーム京都戦の完敗でJ2降格への覚悟をした。
完全なる最下位、このタイミングで勝点はわずかに8。
Jリーグが発足して以来、前半でこんな成績のクラブが、J1に残留できた試しはなかっただろう。
ここまでマリノスの成績が落ちてしまった原因は決して一つや二つではないのだろうけれど、一番大きかったのは、気持ちの持ち方。
つい数年前までは常勝クラブだったチームであっても、成績が不振になることはこの世界ではよくある話で、オリジナル10であっても気づかぬうちに勝てなくなり、それを修正することができないまま降格の時を迎えてしまった経験のあるクラブが多数あった。
清水エスパルスやガンバ大阪が降格した時などはまさしくそんな感じで、同じ波が今、マリノスに来てしまったのだと。
そんな小生、ではマリノスの応援をやめるかというとそれは全く考えられず、来年のJ2遠征に思いを馳せるようになっていく。
来根J2で戦うであろうクラブにはいまだ行ったことのない土地も多数あり、その地ならではの名物もたくさんあろんだろうなとか、近年J1ではなくなってしまった東北方面への遠征は、JREポイントやえきねっとを使って安く楽しい旅になるに違いないなどと考えるようになる。
そんな無欲な状況で、マリノスは競合、鹿島・町田相手に今年初の連勝をするのだが、それでも順位は変わらず。
次のアウェイ新潟戦では降格圏同士の相手に敗退、今年昇格組の岡山相手にも敗退し2連敗するのだからまあ、こんなもんだろうと。
横浜ダービーは、おそらく残留云々とは異なる視野、FCには負けたくないという気持ちで応援していた。
これも、厳しい戦いとなったわけで、決してこの時マリノスが強かったわけではない。
むしろ、下位チーム同士でこれほど苦戦するのだから、これが今のマリノスの立ち位置であることを改めて思い知った。
残留への欲が出てきたのは、24節になってからくらいだっただろうか。
ここで名古屋に快勝したことで、まだマリノスがJ1で戦える喜びを感じるようになり、やはり、残留したいという思いが強くなり始める。
考えてみれば、最下位にあえいでいたチームが折り返しから前節までに8勝2分で勝ち点24を積み上げたのだからこれはもう奇跡である。
マリノスは大逆転残留というある意味、新しい歴史を作った。
優勝した時でさえ感じることができなかった新たな感動と、自分のマリノスへの愛着がただものではないことを改めてかみしめた。
横浜F・マリノスが、これからまた新たな歴史を築いていくことを期待したい。


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