【2025年末、伊予松山まで足を伸ばした。】

【2025年末、伊予松山まで足を伸ばした。】

横須賀にマリノスの練習場が出来ると聞いた時は胸が少し高鳴った。
「坂の上の雲」は親父の代から我が家のバイブルであり、東郷平八郎は闘神である。

家族で横浜に引っ越した最初の休日に行ったのが戦艦三笠だったし、マリノスの勝利祈願に東郷神社には何度も足を運んでいる。
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秋山兄弟はやはり我が家のヒーローでうちのカミさんは息子を彼らのように育てたいと奮闘していた。
しかし、坂の上の雲、秋谷兄弟や正岡子規ゆかりの地である松山は我が家にとってあまりに遠く訪れることがないまま。
愛媛FCはJ3に降格、村上悠緋も契約満了となると、なかなか愛媛に来る機会もないだろう。
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多忙な小生も今年の暦周りから6日の連休が取得できるこの年末年始、思い切って松山まで足を伸ばすことにした。
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青春18きっぷを使って初日は香川の宇多津まで。
翌日更に西に下って松山到着は2日目の昼。

JR四国の鉄道は湾岸に近いところを走っていて小さなトンネルを抜ける度に新しい海の景色を見ることができる。
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これほどまでに車窓からの景色が楽しい路線はなかなか無い。

松山駅からは路面電車、リフトを乗り継げば松山城まではすぐだ。
その天守への登城途中に見ることの出来る巨大な石垣を見て歩くだけでも価値は高く、ドラマの坂の上の雲のシーンの中にいるよう。
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ただ天守の中に入ってみると、展示物、内装、景色など見ることの出来るものは全てが一級品。
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坂の上の雲の世界を飛び出して、この辺りで大河ドラマが一本取れてしまいそうだ。


再度大街道まで戻って、松山観光の拠点と言える坂の上の雲ミュージアムに立ち寄る。
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坂の上の雲の文庫本が、手垢で黒くなるほど読み返している小生にとって、ここはおさらいの場所。
すでに頭に入っていることをもう一度、体で感じることができる場所。

連載当時の記事が、壁一面に並ぶ光景が、圧巻だ。
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これほどまでに心身とも癒しと豊かさを与えてくれる場所が、この四国の西端にあることをこの年になるまで知らなかったことが唯一の悔いとなる旅だった。

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