【アンデルソン・ロペスのこと。】
この3年半、マリノスのセンターフォワードを守り続けてきたアンデルソンロペスがこのタイミングでマリノスを去る。
ポステコグルー監督がマリノスに落とし込んだアタッキングフットボールも、時間と共に変わっていくし、進化させることも難しかったのかもしれない。
徐々にその変わっていくアタッキングフットボールの中で、得点を量産させるという最も重要な役割をロペス本人の才能に頼ってきたのだと、今は思っている。
そもそも誰がやっても同じサッカーができるのがマリノスだったはずなのに、ロペスがいないとできないサッカーになってしまったならば、相手方が対策を講じることが容易くなってしまったということなのだろう。
2年連続得点王のアンデルソンロペスが、今年は半分以上を終えて2ゴール、流れからのゴールはゼロという厳しい数字。
サッカーのスタイルを変えたなどの理由も多分にあるが、限られたチャンスであっても決め切れずにいるという事実があることも否めない。
そもそも分析技術が進むことで、普通フォワードが毎年結果を残すなんてことは容易い話ではなくなり、そのタームさえも徐々に短くなっている中でJリーグでこれほど長期間君臨し続けたこと自体が彼の素材そのもののレベルの高さを物語っている。
アウェイの横浜ダービーで回ってきた今年2度目のPKは、この3年間もっともマリノスの成績に貢献し続けたロペスへのご褒美としか思えないことは本人も語っているし、我々もみんな、きっと同じことを思っている。
この沈みかけた船からロペスが下りて新天地に向かうことについて、マスコミや外野はいろいろなことを考えるのだろうけれど、マリノスとロペスを見続けてきた小生はそれとは異なる想いを持っている。
ロペスがマリノスを去るタイミングは、マリノスが這い上がるためにも今この時しかないと思う。
この3年間、いろいろな夢を見せてくれたロペスには感謝しかない。


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