【ヤン・マテウスのこと。】

【ヤン・マテウスのこと。】

ヤン・マテウスの加入は5度目の優勝となった2022年の夏だった。
が、当時の右サイドは水沼宏太が絶対的な存在になりつつあり、本人が、右サイドでのプレーを希望していたこと、チーム事情による起用法であったことも記事となっていたが、途中出場、更に左サイドでの起用で、相応の期間を過ごしていた認識。

節目は忘れもしない、2023年のアウェイ鳥栖戦だった。
前節から大きく布陣を入れ替えての試合でこの試合でヤン・マテウスは初の先発、右サイドで起用される。
前半2分で相手に先制され、いやなムードが漂う中、アンデルソンロペスが持ち上がり、エウベルからのパスからのゴールで一気に同点に追いつく。
続いて、またもロペスのアシストで連続ゴールを決めて逆転。
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サポーターにとっても劇的な印象で、有言実行そのもの。
右サイドで張ることによってヤン・マテウスは水を得た魚のような活躍を見せた。

この試合が監督の序列を動かしたことは明らかで、この試合以降ブラジルトリオによる攻撃のスタイルが確立していった認識だ。

昨年前半、不調な状況で挑んだアウェイ神戸戦の決勝点もヤンマテウスのコントロールシュートだった。
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今年のアウェイ清水戦で、シュート直前で足を吊り、選手交代となったとき、ヤン。マテウスの涙は、ゴール裏上段の席からも確かに確認できたけれど、その涙の意味を小生は理解していなかった。(というか、理解することをあえてしなかったのかもしれない。)
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マリノスの攻撃を支えてきたひとつのスタイルを変えるタイミングに来ていることはわかってはいたものの、ヤン・マテウスが感じていた以上の寂しさを強く感じる。
ヤン・マテウスは大きすぎる実績と移籍金を残して、カタールに行く。

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